【2026年】手先が器用になる遊び10アイデア|1歳〜4歳の発達段階別
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手先が器用になる遊びは、特別なおもちゃを買わなくても、家にあるもので今日から始められます。この記事では1歳〜4歳の発達段階に沿って、にぎる→つまむ→通す→折るの順に手先が育っていく遊びを10個紹介します。それぞれに準備するもの・片付けのコツ・うまくできないときの声かけまで付けたので、上から順に、今のわが子に合いそうなところだけ読んでいただけます。
著者:RAMÜNEスタッフ|更新日:2026年8月
この記事の内容
手先が器用になる遊びの選び方|3つの基準
遊びそのものより先に、「どれを出すか」で続くかどうかが決まります。年齢だけで選ぶとうまくいかないことが多いので、次の3つの基準で見てみてください。
基準1 今できる動作の一段上
にぎる→つまむ→通す
年齢ではなく、今どの動きができているかで選びます。二段上を出すと嫌がる原因になります
基準2 準備は3分以内
家にあるもので
準備に時間がかかる遊びは、親が疲れて続きません。フタ・シール・ストローで十分で、丸シールやマスキングテープ、モールは100円ショップで一通りそろいます
基準3 5〜10分で終われる量
「できた」で終える
集中が切れる前に切り上げると、次の日も自分から手を伸ばすようになります
「指先を使うと脳にいい」とよく言われるのには、体の作りの上での裏づけがあります。大脳の運動をつかさどる部分では、手や指を担当する範囲が、体の面積の割にとても広く取られていることが知られています(脳の地図=ホムンクルスとして図示されるものです)。指先を細かく動かす遊びは、それだけ脳の広い範囲を同時に使うことになると説明されています。
参考: 日本小児科学会
もうひとつ、遊びの中で確実に伸びるのが目と手を合わせる力(協応)です。見た場所に手を運んでシールを貼る、穴を見ながらひもを通すというように、目で見た情報に合わせて手を動かす経験そのものが、この力を育てます。指先の細かい動き・目と手を合わせる力・集中して続ける力の3つは、着替えのボタン、スプーン、鉛筆、はさみと、生活のほとんどの場面につながっていくので、あせらず遊びの中で少しずつ積み上げていけば十分です。
なお、手先を使う遊びの日は、汚れてもいい服を選んでおくと親のストレスがぐっと減ります。このブログを運営しているRAMÜNE(ラミューネ)でも、つみきや折り紙といった遊びそのものをアートにしたTシャツを作っているので、デザインで選びたい方向けの一例として、1枚だけ先に紹介させてください。
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つみきを組み合わせて描いたゾウのアートをプリントした半袖Tシャツです。おもちゃではなく毎日着られる服として、手先を使う遊びが好きな子の普段着や保育園着に選ばれています。コットン100%で、ねんどやのりで汚れる日にも気兼ねなく着せられます。
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手先の遊びは、やり方より「やらせ方」でつまずくことが多いところです。相談の多い3つを先に挙げておきます。
❌ 年齢の表示だけで選んでしまう
パッケージの「2歳から」はあくまで目安です。同じ2歳でも、まだ手のひら全体でにぎる子と、つまんで通せる子がいます。実際に渡してみて5分ももたなかったら、難しすぎたか簡単すぎたかのどちらかだと考えて、一段下げるか上げるかで調整してみてください。
❌ できるまでやらせようとする
手先の動きは、繰り返した回数ではなく、繰り返したい気持ちが続くかどうかで伸びていきます。途中でやめても止めずに「またやろうね」で終わらせたほうが、翌日また自分から手を出してくれます。うまくできない日は、親が半分やって仕上げだけ任せるやり方でも構いません。
❌ 全部出しっぱなしにする
いつでも触れる場所に全部あると、どれも新鮮でなくなって飽きが早くなります。3種類くらいを手の届く場所に置き、残りはしまって2週間ごとに入れ替えると、同じおもちゃでも久しぶりに集中してくれることが多いです。
1歳-1歳半の手先が器用になる遊び|にぎる・入れる・出す
この時期は、手のひら全体でにぎる動きから、親指と人差し指でつまむ動きに移っていく途中です。狙って入れるのはまだ難しいので、落とす・出す・引っぱるのように、うまくいったことが音や動きではっきり分かる遊びが向いています。
① ペットボトルのフタで「ぽっとん落とし」
手のひら全体でにぎっていた1歳が、親指と人差し指でつまむ動きに移っていく時期にぴったりの遊びです。落ちるときの音と、なくなって出てくる不思議さが、何度も繰り返したくなる理由になります。
空き容器のフタに、ペットボトルのフタが1枚通るくらいの穴をあけるだけ。子どもがフタを持って穴に落とし、いっぱいになったら開けて出す、を繰り返します。最初は穴を大きめにして、慣れてきたら少し小さくすると難しさを上げられます。
🧺 準備するもの: ふた付きの空き容器(お菓子の空き箱・ウェットティッシュの容器など)、ペットボトルのフタ10個ほど
🧹 片付けのコツ: 容器そのものが収納箱になります。遊び終わりに「おうちに帰してあげよう」と声をかけると、フタを集めること自体が片付けになります。
⚠️ ペットボトルのフタは3歳未満の子が飲み込める大きさです。必ず大人が見える場所で遊び、終わったら数を確かめて片付けてください。
② スカーフの引っぱり出し
「入れる」より先にできるようになるのが「出す」動きです。引っぱるときに指と腕の力を調節する経験が、あとの「つまむ」「通す」の土台になります。
空のティッシュ箱に薄手のスカーフやハンカチを何枚か結んでつなげて入れ、端を少し出しておきます。子どもが引っぱると次々に出てくるので、出し切ったらまた入れて渡します。ティッシュを1枚ずつ抜いてしまう時期の、いたずらの受け皿にもなります。
🧺 準備するもの: 空のティッシュ箱1つ、薄手のスカーフやハンカチ3〜5枚
🧹 片付けのコツ: 出したスカーフはたたまず、箱に押し込むだけでOK。押し込む動きも手先の練習になるので、そのまま次の遊びの準備になります。
③ はじめてのなぐりがき
点を打つ、線を引く、ぐるぐる描くという順で発達していきます。きれいな絵を目指す必要はなく、腕を大きく動かすこと自体が、あとで鉛筆を持つときの力加減につながります。
大きめの紙を床やテーブルに貼り、太めのクレヨンを渡します。最初は握りこぶしで持って構いません。親が横で線を1本描いて見せると、まねをして描き始めることが多いです。水で描けるシートなら、汚れを気にせず思いきり動かせます。
🧺 準備するもの: 模造紙やカレンダーの裏など大きめの紙、太めのクレヨン(または水で描けるおえかきシート)
🧹 片付けのコツ: 紙は丸めて捨てる前に「今日の1枚」だけ選んで残すと、量が増えすぎません。クレヨンは色ごとに戻す箱を決めておくと、戻す作業も遊びになります。
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📅 対象年齢: メーカー表記は1歳・2歳・3歳|おすすめは1歳〜。理由: 手のひら全体で握って腕を動かす「なぐりがき期」に合っているため。ひらがなや数字のシートまで使い切るのは4〜5歳ごろです
水で描けるシートなので、まだ口に入れたがる時期でも汚れを気にせず腕ごと大きく動かせます。1歳〜2歳の「描く」入口にちょうどよく、ペンを握る力加減を自然に覚えていきます。乾くと消えるので何度でも描き直せて、紙とクレヨンを出す準備が要らないのも続けやすいところです。
Amazonで見る →💡 同じ時期の触って楽しむ遊びもまとめています → 感触遊び・センサリーアイデア10選|0〜2歳が家でできる知育あそび
1歳半-2歳の手先が器用になる遊び|つまむ・はがす・貼る
指先でつまむ動きが安定してくると、遊びの幅が一気に広がります。まだ狙った場所にぴったり合わせるのは難しいので、貼る場所を大きめにして、多少ずれても成立する形にしておくのがコツです。
④ 丸シール貼り
台紙からはがす、狙った場所に貼るという一連の動きに、つまむ力と目と手の協応が全部入っています。手先の遊びの中でもとくに効果が高く、保育園や児童館でも定番として使われている遊びです。
紙に丸を10個ほど描いて、そこにシールを貼ってもらいます。最初はぴったり合わなくて構いません。慣れてきたら丸を小さくする、電車や動物の輪郭を描いて「窓を貼ってね」とお願いするなど、ねらいを足していきます。
🧺 準備するもの: 丸シール(15mm前後が持ちやすい)、白い紙1枚、ペン
🧹 片付けのコツ: シールの台紙は貼り終わったらすぐ捨てる袋を横に置いておくと、細かいゴミが散らばりません。貼った紙は日付を書いて残すと成長が見えます。
⚠️ 丸シールとはがした台紙は口に入りやすい大きさです。3歳未満の子と遊ぶときは、必ずそばで見守り、遊び終わったら床に落ちていないか確認してください。
⑤ マスキングテープはがし
はがす動きは、爪の先でひっかけてつまみ、力を調節して引く練習になります。貼るより先にできるようになる子が多く、シール貼りが難しい時期の入口としても使えます。
テーブルや床、空き箱にマスキングテープを短く切って貼っておき、子どもにはがしてもらいます。少し端を浮かせておくと自分でつまめます。線路や道路の形に貼ると、はがしたあとにミニカーを走らせる遊びにもつながります。
🧺 準備するもの: マスキングテープ1〜2巻、貼っても跡が残らない平らな場所
🧹 片付けのコツ: はがしたテープはひとつのボウルにまとめて入れてもらいます。丸めて入れる動作も手先の練習なので、片付けまでが遊びになります。
💡 マスキングテープを使った遊びをもっと知りたい方は → マスキングテープ遊び 年齢別アイデア10選
2歳-3歳の手先が器用になる遊び|通す・こねる・ひねる
つまむ動きに、力の調節とひねる動きが加わってくる時期です。ここで両手を別々に使う経験を重ねておくと、3歳以降の折り紙やはさみがぐっと楽になります。
⑥ ストローとひも通し
つまんだものを、見ながら穴に入れる。手先の遊びの中でいちばん集中が続きやすく、指先・目・姿勢がそろって育つ遊びです。うまく通ったときの手応えがはっきりしているので、達成感も得やすくなります。
ストローを2cmほどに切り、先を少しかためた靴ひもやモールに通してもらいます。最初は穴の大きいストロー、慣れたら細いストローや木製ビーズへ。通し終わったら輪にはせず、ひもの両端それぞれにかた結びでストッパーを作り、「へび」や「レール」に見立てるとそのまま次の遊びに続きます。
🧺 準備するもの: ストロー数本、30cmほどの靴ひもかモール1本、はさみ(切るのは大人)
🧹 片付けのコツ: できた作品はほどかず、ドアノブや壁のフックに吊るして飾ると次の日も使えます。ばらけたストローは製氷皿など仕切りのある入れ物にまとめると探しやすくなります。
⚠️ ひもは首に巻きつく危険があるため30cm程度までにして、子どもの首にかけないでください。ストローの切れ端と木製ビーズは飲み込める大きさなので、遊ぶ間は必ずそばで見守ります。
ひも通し・棒通し
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📅 対象年齢: 2歳〜|理由: 親指と人差し指でつまむ動きが安定し、目と手を合わせて狙えるようになる時期のため
穴の大きい木製ビーズと太めのひものセットで、指先でつまんで穴に通すという二つの動きを同時に練習できます。手作りのストロー通しに飽きてきた2歳〜3歳の次の一歩にちょうどよく、動物の形なので色や名前を言いながら遊べます。木製で口に入れても塗料が気になりにくく、長く使えるのも選ばれている理由です。
Amazonで見る →⑦ 小麦粉ねんどでこねる・ちぎる
こねる・ちぎる・丸める・のばすと、手のひらと指先の動きが一度にたくさん出てきます。力を入れる/抜くの切り替えを覚えるので、鉛筆やはさみを使う前の準備としても向いています。
小麦粉に少しずつ水を足してまとめ、サラダ油を数滴入れるとまとまりやすくなります。まずは丸める、へびのように長くのばす、ちぎって分けるだけで十分。型抜きは慣れてから足すと、飽きるまでの時間が伸びます。同じ時期なら新聞紙も使えます。両手でびりびりちぎる、丸めて玉にする、その玉を袋に集めてボールにするだけで、ねんどとは違う力加減の練習になります。
🧺 準備するもの: 小麦粉100g前後、水、サラダ油少々、ビニールシートかレジャーシート
🧹 片付けのコツ: 遊び終わったねんどはラップに包んで冷蔵庫へ。シートごと持ち上げて外ではたけば、テーブルの粉も一度に片付きます。
⑧ フタの開け閉めと洗濯ばさみ
ひねる動きと、指ではさむ動きは、ひも通しやシール貼りとは別の筋肉を使います。生活の中の動作そのものなので、できるようになると着替えや食事にもつながっていきます。
空きボトルとフタを数種類用意して、開ける・閉める・大きさを合わせる遊びにします。洗濯ばさみは、厚紙の周りにはさんでライオンのたてがみにしたり、洗濯物を一緒に干したりすると目的が生まれて続きます。
🧺 準備するもの: 空きボトルとフタ3〜4組、洗濯ばさみ10個ほど、厚紙
🧹 片付けのコツ: ボトルとフタはセットでかごに1つ。洗濯ばさみは遊び終わりに「ぜんぶかごのふちにはさんで」と頼むと、はさむ練習をしながら片付きます。
💡 つみきの遊び方を年齢別に知りたい方は → つみき遊び 年齢別ステップ完全ガイド|0歳〜6歳の発達・おすすめ・収納まで
3歳-4歳の手先が器用になる遊び|折る・切る・結ぶ
道具を使う遊びに入っていく時期です。片手で押さえてもう片方を動かすという役割分担ができるようになるので、折り紙とはさみがそのまま手先の練習になります。完成品より、動きができたかどうかを見てあげてください。
⑨ 折り紙は半分に折るところから
紙の端と端を合わせ、片手で押さえながらもう片方の手で折り目をつける。両手が別々の役割を持つ動きは、この時期にぐんと伸びます。作品にならなくても、折り目をつけられたらそこが到達点です。
まずは長方形に半分。次に三角に半分。折れたら「アイロンをかけよう」と指の腹で折り目をなぞってもらいます。三角が折れたら、それだけでヨットやおにぎりに見立てられます。作品を目指すのは、半分折りが安定してからで十分です。
🧺 準備するもの: 折り紙数枚(失敗してもいい枚数を用意する)
🧹 片付けのコツ: 折ったものは大きめの封筒を1つ用意して入れるだけ。「作品袋」を決めておくと、飾る・捨てるの判断を後回しにできます。
折り紙・紙あそび
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📅 対象年齢: 3歳〜|理由: 紙の端と端を合わせて押さえるという両手の役割分担ができるようになる時期のため
15cm角が300枚入った徳用サイズで、失敗しても気にせず何枚でも渡せます。折り紙は「半分に折る」だけでも指先と両手の協力を使うので、3歳〜4歳の手先の練習にそのまま使えます。色数が多いので、折らずにちぎる・貼るだけの遊びに回しても無駄になりません。
Amazonで見る →⑩ はさみの1回切りから連続切り
はさみは、開く・閉じるを繰り返しながら紙を送るという、手先の遊びの中でも難しい動きです。1回切りができるまでに時間がかかって当たり前なので、細長い紙で「1回でチョキン」から始めます。
幅2cmほどの細長い紙を用意し、1回の開閉で切り落とせる状態から始めます。切れたら拍手して終わり、が続くコツです。慣れてきたら紙を長くして連続切りへ、さらに直線・曲線の線に沿って切る練習に進みます。必ず大人が横で見守ります。
🧺 準備するもの: 幼児用はさみ(刃先が丸いもの)、細長く切った紙
🧹 片付けのコツ: 切りくずは新聞紙を敷いた上で作業して、そのまま包んで捨てます。はさみは使い終わったらケースに戻し、子どもの手の届かない場所へ。
💡 折り紙をこれから始めるなら → 2歳からのおりがみ入門|年齢別ステップ・おすすめ本・折り紙用紙まで
💡 アート寄りのつみき・おりがみデザインの服を探している方は → RAMÜNEのアートTシャツもチェック
まとめ|年齢別の手先が器用になる遊び早見表
この記事で紹介したアイデアを、年齢と育つ動きでまとめました。今のわが子がどこにいるかを探すところから使ってください。
| 遊び | 年齢の目安 | 育つ動き | 準備するもの |
|---|---|---|---|
| ① ぽっとん落とし | 1歳-1歳半 | にぎる・入れる | 空き容器・ペットボトルのフタ |
| ② スカーフの引っぱり出し | 1歳-1歳半 | つかむ・引く力の調節 | ティッシュ箱・スカーフ |
| ③ はじめてのなぐりがき | 1歳-1歳半 | 握る・腕を動かす | 大きめの紙・太いクレヨン |
| ④ 丸シール貼り | 1歳半-2歳 | つまむ・目と手の協応 | 丸シール・紙 |
| ⑤ マスキングテープはがし | 1歳半-2歳 | はがす・爪先を使う | マスキングテープ |
| ⑥ ストローとひも通し | 2歳-3歳 | 通す・両手の協力 | ストロー・靴ひも |
| ⑦ 小麦粉ねんど | 2歳-3歳 | こねる・ちぎる・丸める | 小麦粉・水・シート |
| ⑧ フタの開け閉めと洗濯ばさみ | 2歳-3歳 | ひねる・はさむ | 空きボトル・洗濯ばさみ |
| ⑨ 折り紙の半分折り | 3歳-4歳 | 折る・押さえる | 折り紙 |
| ⑩ はさみの1回切り | 3歳-4歳 | 切る・道具を使う | 幼児用はさみ・細長い紙 |
※ 年齢はあくまで目安です。ひとつ下の年齢の遊びを楽しんでいるうちは、そのまま続けて構いません。
うまくできないときの親の関わり方
手先の遊びは、できないところを直そうとするほど嫌がられます。関わり方を少し変えるだけで続くようになることが多いので、迷ったときの目安をまとめました。
手を出すなら「途中まで」
全部やってあげると達成感が残りません。シールなら台紙から少しだけはがしておく、ひも通しならひもの先を穴に当てておくというように、最後のひと動作を子どもに残します。できた瞬間を本人のものにするのが、次につながる一番のコツです。
ほめるのは結果より動き
「上手」より「指でつまめたね」「押さえられたね」と動きを言葉にすると、自分が何をやったのか本人にも分かります。作品として仕上がらなくても、動きができていればその日は成功です。きょうだいがいる場合は、上の子の作品と並べて見せない配慮もあると安心です。
機嫌のいい時間帯に、短く
眠い・お腹がすいているときは、指先の細かい動きが続きません。午前中やおやつのあとなど機嫌のいい時間に5〜10分だけ、が現実的です。体を動かして発散したあとに座る遊びを持ってくると、切り替えがうまくいきやすくなります。
利き手はまだ決めつけない
4歳ごろまでは左右が入れ替わることがあります。どちらの手で持つかは本人に任せて、はさみだけは持っている手に合うものを用意してあげてください。無理に持ち替えさせると、遊びそのものを嫌がる原因になります。
安全に遊ぶためのポイント
手先の遊びは、小さいものと道具を扱う遊びでもあります。始める前にこの3つだけ確認しておいてください。
⚠️ 誤飲の目安は直径3.9cm
直径3.9cm(トイレットペーパーの芯)を通り抜ける大きさのものは、3歳未満の子どもが飲み込む危険があります。ペットボトルのフタ・丸シール・ビーズ・ストローの切れ端はこの基準に当てはまるので、必ず大人が見える範囲で遊び、遊び終わったらその場で数を確かめて片付けてください。
⚠️ ひも・テープは首まわりに注意
ひも通しで作ったものを首にかけない、長いひもを渡したままその場を離れない、この2点を守ってください。遊ぶときは30cm程度までの短いひもにして、できた作品は首ではなくドアノブや壁に吊るして飾ります。遊び終わったひもは子どもの手の届かない場所にしまってください。
⚠️ 小麦アレルギーとはさみの扱い
小麦粉ねんどは、小麦アレルギーがある場合は使えません。心配なときは米粉や寒天タイプのねんどに替えてください。はさみは刃先の丸い幼児用を選び、必ず座って使う・持ったまま歩かない・渡すときは持ち手を向けるというルールを最初に決めてから渡します。
手先を使う遊びが、そのまま服の柄に|RAMÜNEのアートTシャツ
このブログはRAMÜNE(ラミューネ)が運営しています。RAMÜNEは、つみき・おりがみ・マスキングテープ・バルーンアートといった子どもの遊びそのものをモチーフにしたキッズ服のブランドです。この記事で紹介した遊びと同じテーマの絵柄なので、着せたときに「これ、さっき折ったのと同じだね」と会話が続きます。量販店やモールには置いていない公式オンライン限定の柄なので、保育園でほかの子とかぶりにくいのも選ばれている理由です。
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マスキングテープで描いた電車をそのままアートにした半袖Tシャツです。テープをはがして貼る遊びに夢中な時期の子に、同じモチーフの服として渡せます。首元のリブに伸縮性があり、自分で着替えたがる1歳〜3歳でも頭を通しやすい作りです。
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おりがみで折ったはたらくくるまをデザインした半袖Tシャツです。折り紙に挑戦し始める3歳〜4歳の子が「これ折ったのと同じ!」と気づく一枚で、折り紙あそびの日の普段着にも合います。背中のブランドタグを省いてあるので、チクチクが苦手な子にも着せやすい作りです。
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つみきブロックを組み合わせたパンダのアートをプリントした半袖Tシャツです。キャラクターものではないので、保育園着にも週末のおでかけにも合わせやすい一枚です。サイズは80〜110cmまであり、きょうだいでおそろいにしやすいのも選ばれている理由です。
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よくある質問
Q. 2歳児が準備なしですぐできる手先の遊びはありますか?
A. 洗濯ばさみとペットボトルのフタなら、出すだけで始められます。洗濯ばさみはかごのふちにはさむだけ、フタは空き容器に落とすだけで、どちらも指先でつまむ・ひねる動きが入ります。マスキングテープをテーブルに数本貼ってはがしてもらうのも、準備は10秒ほどで済みます。
Q. 手先が器用になる遊びは何歳から始めればいいですか?
A. 自分でものをつかんで持ち替えられるようになったころ、おおよそ1歳前後からで十分です。それより前は、握る・振る・落とすといった動きを楽しむ時期なので、無理に「入れる」「通す」を教える必要はありません。年齢よりも、今どの動きができているかを見て一段上を出してあげてください。
Q. 感触遊びは手先の発達にも効果がありますか?
A. 効果があります。ねんどや小麦粉のようにやわらかいものは、力を入れる・抜くの調節を覚えるのに向いていて、つまむ・こねる動きの土台になります。ただし感触遊びだけでは「狙って入れる」動きは育ちにくいので、シール貼りやひも通しのように目と手を合わせる遊びと組み合わせるのがおすすめです。
Q. はさみは何歳から使わせていいですか?
A. 刃先の丸い幼児用はさみなら、2歳半〜3歳ごろから大人がそばで見守る前提で使えます。最初は幅2cmほどの細長い紙を1回で切り落とす「1回切り」から始めてください。座って使う・持ったまま歩かない・渡すときは持ち手を向けるという3つのルールを、使うたびに声に出して確認すると定着します。
Q. 折り紙は何歳から手先の練習になりますか?
A. ちぎる・丸める・貼るだけなら2歳ごろから、半分に折れるようになるのは3歳前後が目安です。作品を折れるようになるのはもっと先なので、まずは長方形に半分、三角に半分と、折り目をつけるところまでを目標にしてください。折り目を指の腹でなぞる動きが、そのまま指先の力の練習になります。
Q. 手先が不器用なのは発達の遅れなのでしょうか?
A. 手先の発達には個人差が大きく、同じ月齢でも幅があります。経験の量で追いつくことがほとんどなので、まずは今できる動きの一段上を毎日少しずつ試してみてください。食事や着替えでも極端に難しさがある、あるいは以前できていたことができなくなったといった場合は、健診のときにかかりつけ医や地域の保健センターに相談すると安心です。
Q. 手先の遊びは1日どのくらいやればいいですか?
A. 5〜10分を1日1〜2回で十分です。長くやるより、毎日少しずつ触れるほうが定着します。飽きたらすぐ終わりにして、翌日また出してあげてください。時間が取れない日は、食事のときにスプーンを持たせる、着替えのボタンを1つだけ自分でやってもらうといった生活の中の動作でも同じ練習になります。