【2026年】子どもの着替えの練習|1歳-6歳が自分で着られるようになる順番と服の選び方
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子どもの着替えを自分でやらせたいのに、毎朝こちらが着せてしまう——その行き詰まりは、着替えをひとつの動作としてまとめて見ていることから起きています。着替えは12の工程に分かれていて、工程ごとにできるようになる時期が違います。この記事では1歳-6歳の年齢別に、どの工程をいつ任せるか、そのときどんな服だとつまずきにくいかを順番に並べました。
著者:RAMÜNEスタッフ|更新日:2026年9月
この記事の内容
- 着替えの練習を始める前に決める3つのこと
- よくある失敗パターン
- 自分で着替えられるのはいつから|発達の目安と国の指針
- 着替えは12の工程でできている|つまずきの見つけ方
- 1歳-2歳の着替えの練習|「脱ぐ」からはじまる6工程
- 3歳-4歳の着替えの練習|「着る」「前後」「くつ下」「ボタン」の4工程
- 5歳-6歳の着替えの練習|仕上げの2工程
- 着替えやすい服の選び方|部位ごとに見るところ
- 秋冬に着替えが急に難しくなる理由と、その時期のゆるめ方
- 着替えの練習をする時間帯と場面の決め方
- 着替えを嫌がるとき・時間がかかるときの向き合い方
- まとめ|着替えの12工程 早見表
- 着替えの練習に向くTシャツ|RAMÜNE
- よくある質問
着替えの練習を始める前に決める3つのこと
練習がうまくいかない家庭の多くは、やり方ではなく「いつ・どこから・どこまで」が決まっていません。始める前にこの3つを決めておくと、途中で大人が引き取ってしまうことが減ります。
ポイント1 いつやるか
朝以外
登園前は時間の締め切りが厳しく、練習に向きません。お風呂上がりと帰宅後から始めます。
ポイント2 どこから始めるか
「脱ぐ」から
脱ぐほうが着るより先にできます。着せる練習から入ると、最初の成功が遠くなります。
ポイント3 どこまで手伝うか
最後の一手を残す
難しいところは大人がやり、最後のひと動作だけ子どもに渡します。成功で終われます。
3つ目の「最後の一手を残す」でもう一つ大切なのが、終わったあとの言葉です。できた・できないで返すのではなく、「ここまで自分でできたね」と、止まった工程の手前までを事実として言葉にします。ほめ言葉より、どこまで進んだかを返すほうが、次の日に同じ工程から再開しやすくなります。渡せる一手は、服のほうからも増やせます。首まわりが伸びる、前に大きな絵がある、ウエストが総ゴム——このどれかがあるだけで、子どもに任せられるところが1つ増えます。練習を始めるこの時期に一枚選ぶなら、たとえばこんな形です。
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先に、やらないことを決めておきます。この3つは、練習が進まない家庭でほぼ共通して起きています。
❌ 時間切れで途中から大人が引き取る
いちばん多いのがこれです。やらせはじめたものの、時計を見て引き取ると、子どもに残るのは「できた」ではなく「途中で取り上げられた」ほうです。これが何日か続くと、自分から手を出さなくなります。引き取る可能性がある時間帯では、最初から任せないほうが結果的に早く進みます。
❌ 1回の着替えで、いくつもの工程を同時に任せる
上下ぜんぶを任せると、1回で4つも5つも工程が動きます。子どもの負担が増えるだけでなく、どこで止まったのかが大人からも見えなくなり、次に何を手伝えばいいか決められません。その日に任せる工程は1つか2つに絞り、残りは大人がやってかまいません。
❌ できた日を基準にしてしまう
昨日できたから今日もできるはず、と考えると、眠い日や厚着の日にできないことが「後戻り」に見えます。同じ工程でも、できる日とできない日があるものです。とくに服が厚くなる時期は、前の週より力が要ります。基準にするのは前の日ではなく、その日の服とその日の機嫌です。
自分で着替えられるのはいつから|発達の目安と国の指針
「うちの子は遅いのでは」という心配は、目安の読み方を変えるとかなり軽くなります。参考になるのは、保育所の保育内容の基準である保育所保育指針(平成29年厚生労働省告示第117号)です。年齢の区分ごとに、着替えについて何をねらいとし、何を内容とするかが書かれています。
1歳-2歳に求められているのは「できる」ではなく「しようとする」
保育所保育指針は、1歳以上3歳未満児の領域「健康」の内容として「保育士等の助けを借りながら、衣類の着脱を自分でしようとする」と示しています。
同じ章の基本的事項では「つまむ、めくるなどの指先の機能も発達し、食事、衣類の着脱なども、保育士等の援助の下で自分で行うようになる」と説明されています。
つまり、この年齢で想定されているのは大人の助けがある状態です。手伝いながら進めているなら、それが目安どおりの姿です。
3歳以降は「自分でする」に変わる
3歳以上児の領域「健康」の内容では「身の回りを清潔にし、衣服の着脱、食事、排泄などの生活に必要な活動を自分でする」となります。
「助けを借りながら」から「自分でする」へと表現が変わるのが、3歳の区切りです。
ただし同じ指針は、1歳以上3歳未満児の「内容の取扱い」で、基本的な生活習慣について「一人一人の状態に応じ、落ち着いた雰囲気の中で行うようにし、子どもが自分でしようとする気持ちを尊重すること」とも書いています。年齢の区分は、期限ではありません。
気になるときの相談先
着替えに限らず、発達で気になることがあるときは、園の担任、かかりつけ医、お住まいの自治体の乳幼児健診が相談先になります。
健診で確認される項目や時期は自治体によって異なるので、お住まいの自治体の案内をご確認ください。
この記事の年齢は、一般に言われている目安と指針の区分をもとにしたものです。前後することは珍しくありません。
参考: 厚生労働省「保育所保育指針」(平成29年厚生労働省告示第117号)
着替えは12の工程でできている|つまずきの見つけ方
「着替えができない」と感じるとき、実際にできていないのは12の工程のうちの一つか二つです。どこで止まっているかが分かれば、教えることも、用意する服も一つに絞れます。次の3つの章で、その12の工程を年齢帯ごとに順番に見ていきます。
この記事で扱うのは、かぶりのトップス・前が開く上着・ボトムス・くつ下の4つです。靴と帽子は、着替えとは別に覚える動作なので含めていません。
つまずきは「脱ぐ・はく・着る・とめる」の4系統に分かれる
脱ぐ系: ズボン、くつ下、袖から腕、かぶりのトップス。1歳ごろから1歳半ごろに集まります。
はく系: ズボンに足を通す、上げきる、くつ下をはく、立ったままはく。2歳ごろから5歳ごろまで長く続きます。
着る系: かぶりを頭から着る、前後を見分ける。どちらも3歳ごろからです。
とめる系: ボタン、ファスナー。4歳ごろから5歳半ごろで、いちばん最後に来ます。
見つけ方は「どこまで自分でやれたか」を一度だけ観察する
一日だけ、手を出さずに最後まで見てみてください。止まった場所が、そのまま今の工程です。
止まった工程より前は、すでにできています。そこはもう教える必要がありません。
止まった工程より後ろは、まだ順番が来ていません。ボタンを留められないことを心配する前に、前後を見分けられているかを見ます。
1歳-2歳の着替えの練習|「脱ぐ」からはじまる6工程
この年齢帯でできるようになるのは、脱ぐ工程と、すわった姿勢から始める「はく」工程(最後に立ち上がって上げきるところまで)です。立ったまま最初からはく工程(このあとの5歳-6歳の章で扱う⑪)は、この年齢帯には入りません。目安は1歳ごろから2歳半ごろで、どれも大人が途中まで進めたうえで最後の一手を渡す形になります。指針が示すとおり、ここでのねらいは自分でやろうとすることです。
ズボンを脱ぐ
📅 目安: 1歳ごろ〜
⚠️ つまずきのサイン: ウエストは下がるのに、足首のところで止まって引っぱり続ける。
👕 服で助けられること: ウエストが総ゴムで、裾が広いもの。裾がすぼまっていると、最後のひと抜きだけが毎回できません。
💡 手伝い方: ウエストをひざまで下げるところまで大人がやり、そこから先を子どもに渡します。
くつ下を脱ぐ
📅 目安: 1歳ごろ〜
⚠️ つまずきのサイン: つま先だけを引っぱって、くつ下が伸びるだけで抜けない。
👕 服で助けられること: くるぶし丈のショートソックス。丈が短いほど、かかとを越えさせる距離が短くなります。
💡 手伝い方: かかとを越えたところまで大人が下ろし、つま先から引き抜く一手だけを任せます。
万歳して袖から腕を抜く
📅 目安: 1歳ごろ〜
⚠️ つまずきのサイン: 服を脱がせようとしても腕を下げたままで、こちらが腕を持ち上げることになる。
👕 服で助けられること: 袖口にゆとりがあるもの。手首でつかえると、子どもは自分から腕を上げなくなります。
💡 手伝い方: 「ばんざい」と声をかけて、上げてくれたらそのまま抜きます。まだ着替えの動きを覚えている段階です。
かぶりのトップスを脱ぐ
📅 目安: 1歳半ごろ〜
⚠️ つまずきのサイン: 裾をめくって頭までは行くのに、顔のところで引っかかって泣いてしまう。
👕 服で助けられること: 首まわりのリブが伸びるもの。80・90サイズでは、肩にスナップボタンが付いていると開口部が広がります。
💡 手伝い方: 裾を胸まで持ち上げたところで手を止め、頭を抜く一手を子どもに渡します。
すわってズボンに足を通す
📅 目安: 2歳ごろ〜
⚠️ つまずきのサイン: 片方の穴に両足を入れてしまう。左右の穴を見分けられていません。
👕 服で助けられること: 裾が広く、前後の差が小さいもの。この段階では前後を合わせることまで求めません。
💡 手伝い方: ズボンを床に広げ、穴を開いた状態で持ってあげます。足を入れるのは子どもの担当です。
立ち上がってズボンを上げきる
📅 目安: 2歳半ごろ〜
⚠️ つまずきのサイン: おしりのところで止まってしまい、そのまま歩き出してしまう。
👕 服で助けられること: ウエストが総ゴムで、生地が引き上げやすいもの。ボタンやホックがあると、この段階ではまだ止まります。
💡 手伝い方: ひざまで上げたところで交代し、おしりを越える最後の引き上げだけを任せます。
3歳-4歳の着替えの練習|「着る」「前後」「くつ下」「ボタン」の4工程
3歳を過ぎると、かぶりのトップスを自分で頭から着る工程に入ります。ここから先は、服の形そのものが難易度を決めます。かぶりのトップスを頭から着る⑦に、前後の見分け⑧、はく系のうちこの年齢帯に来るくつ下⑨、4歳ごろのボタン⑩を加えた4つが、この年齢帯の工程です。
かぶりのトップスを頭から着る
📅 目安: 3歳ごろ〜
⚠️ つまずきのサイン: 頭を通す前に袖に頭を入れてしまい、袖口から顔が出ようとする。
👕 服で助けられること: 首まわりが広めのもの。首が通ればあとは腕が自然に出るので、最初の関門は首まわりです。
💡 手伝い方: 服を床に広げ、裾から頭を入れる形を一緒に作ってから渡します。
服の前後を見分ける
📅 目安: 3歳ごろ〜
⚠️ つまずきのサイン: 毎回うしろ前で着てしまい、指摘されるまで気づかない。
👕 服で助けられること: 前身頃だけに大きなプリントがあるもの。「絵が見えるほうが前」と一言で言い切れます。
💡 手伝い方: 着る前に床に広げて「絵はどっち?」と一度だけ聞きます。着たあとに直させないのがこつです。
くつ下を自分ではく
📅 目安: 3歳半ごろ〜
⚠️ つまずきのサイン: かかとが足の甲のほうに来てしまい、そのまま歩こうとする。
👕 服で助けられること: 丈が短く、かかとの位置がわかりやすいもの。左右の区別がないタイプのほうが最初は進みます。
💡 手伝い方: つま先を入れるところまで手伝い、かかとを越える引き上げを任せます。
大きめのボタンをとめる・はずす
📅 目安: 4歳ごろ〜
⚠️ つまずきのサイン: ボタンを持つ手と穴を開く手が同時に動かず、指先だけで押し込もうとする。
👕 服で助けられること: 前が全部開くもので、指先でつまめる大きさのボタンが付いているもの。かぶりの服では手元が見えません。
💡 手伝い方: はずすほうから始めます。とめるより力が要らず、成功が先に来ます。
💡 前後を見分ける工程には、前だけに大きな絵がある服が効きます。アート寄りのプリントで探している方は → RAMÜNEのプリントTシャツもチェック
5歳-6歳の着替えの練習|仕上げの2工程
残るのは、立ったままズボンをはくことと、ファスナーです。⑪はバランス、⑫は手先の細かさが要る工程なので、うまくいかないときは、⑪なら立つ場所を、⑫なら引き手の大きさを見直すほうが効きます。
立ったままズボンをはく
📅 目安: 5歳ごろ〜
⚠️ つまずきのサイン: 片足を上げたところでふらついて、座り込んでしまう。
👕 服で助けられること: 重すぎず、丈が合っているもの。丈が長いと裾を踏んでバランスを崩します。
💡 手伝い方: 壁やソファに片手をつける場所を用意します。バランスの問題なので、服よりも立つ場所が効きます。
ファスナーを上げる
📅 目安: 5歳半ごろ〜
⚠️ つまずきのサイン: 上げることはできるのに、いちばん下の金具をはめるところで止まる。
👕 服で助けられること: 引き手が大きいもの。下の金具は上着で覚えるほうが、姿勢が楽で手元が見えます。
💡 手伝い方: 下の金具をはめるところまで大人がやり、引き上げだけを任せる期間を長めに取ります。6歳ごろになると、下の金具をはめるところから一人でできるようになり、12の工程がひととおりそろいます。
💡 ファスナーは上着で覚えるほうが手元が見えます。季節ごとの重ね方はこちらもあわせてどうぞ → 【2026年】気温別 子供の服装コーデ表|25度・20度・15度の重ね着ガイド
着替えやすい服の選び方|部位ごとに見るところ
着替えやすい服としてよく挙げられるのは「伸縮性のあるゆったりした服」です。ただ、店やネットで実際に選ぶときに見るのは、伸縮性という言葉ではなく、商品ページで確かめられる形の条件です。ここでは部位ごとに見るところを挙げます。
条件は、商品ページで確かめられるものだけにする——これが選び方のこつです。着心地のよさや動きやすさは着てみないと分かりませんが、ウエストが総ゴムか、前が開くか、丈がどれくらいかは、買う前に分かります。裾の形やボタンの大きさなど、仕様欄には出てこないものもありますが、それも商品名の語と写真で見分けられます。
| 部位 | 商品ページで確かめる条件 | 手元で確かめるテスト | 関係する工程 |
|---|---|---|---|
| かぶりのトップス | 首まわりがリブで、伸びると書かれているか。袖口がゴムやリブで絞られていないか。前身頃にだけ大きなプリントがあるか。 | 首まわりを子どもの頭に当てて、軽く広げるだけで頭の幅まで届くか。袖口に子どもの手を通して、手首で引っかからずに抜けるか。 | ③・④・⑦・⑧ |
| 前が開く上着 | 前が全部開くか(半分までのボタンではないか)。ボタンの大きさとファスナーの引き手の大きさが画像で見えるか。 | ボタンを子どもの親指と人差し指でつまんで、回せるか。引き手をつまんで、下まで上げ下げできるか。 | ⑩・⑫ |
| ボトムス | ウエストが総ゴムか。丈が身長に合っているか。商品名に「ジョガー」「バルーン」「リブ」(=裾を絞る形)が入っていないか。素材欄に「裏起毛」「裏シャギー」とないか。 | ウエストのゴムに、大人の指が2本すっと入るか。裾に子どもの足首を通して、引っかからずに抜けるか。 | ①・⑤・⑥・⑪ |
| くつ下 | 丈がくるぶし丈か。かかとの位置が画像で分かるか。左右の区別がないタイプか。サイズのcm表記が足の実寸に合っているか。 | 履き口からかかとまでが、子どもの手のひら1つ分におさまるか。 | ②・⑨ |
左の列は買う前に、右の列は届いてから、あるいはいま持っている服を見直すときに使います。
かぶりのトップスは、首まわりが最初の関門です。リブが伸びるものなら④と⑦が進み、袖口にゆとりがあれば③でつかえません。前身頃にだけ大きなプリントがあるものは、そのまま⑧の目印になります。
前が開く上着は、⑩と⑫を練習する場所です。引き手が大きいものなら⑫の引き上げを任せられますし、前が全部開くものなら手元を見ながらボタンを合わせられます。⑩のボタンのほうの一例が、こういうカーディガンです。
前が開く上着|ボタンの練習をする形の一例
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📏 サイズ展開: 商品ページのサイズ表は80〜140cm(商品名の表記は90〜140)
前が全部開くボタンつきのカーディガンです。かぶりの服とちがって手元を見ながらボタンとボタンホールを合わせられるので、ボタンの練習は前が開く服から始めると子どもがつまずきにくくなります。素材は綿100%、クルーネックのリブ編みで、評価は4.2(95件)とベビー用カーディガンの人気上位に入っています。ボタンの大きさは仕様欄に記載がないので、指でつまめる大きさかどうかは商品ページの画像でご確認ください。
Amazonで見る →ボトムスは、ウエストが総ゴムなら①と⑥が、裾が広ければ①と⑤が、丈が身長に合っていれば⑪が進みます。裾の形は仕様欄に出てこないので、商品名に「ジョガー」「バルーン」「リブ」と入っているものは足首で絞る形だと判断し、「ストレート」「ワイド」の表記から選んでください。同じ商品名のまま写真が差し替わることもあるので、買う前に必ず写真で裾の形を見てください。
素材欄に「裏起毛」「裏シャギー」とあるものは、生地が肌に沿うぶん引き上げに力が要ります。⑥を練習している時期の一枚としては、裏地のない薄手のほうが先に進みます。裏地の有無は写真では分かりにくいので、こちらは素材欄の表記で毎回確かめてください。
くつ下は、サイズが足の実寸に合っていることを前提に、丈とかかとを見ます。丈が短いほど②で抜くときも⑨で引き上げるときも距離が短く済み、かかとの位置が分かるものや左右の区別がないものほど、向きで止まらずに進みます。ハイソックスは、自分ではけるようになってからで十分です。
くつ下|くるぶし丈のショートソックス
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📏 サイズ展開: 15-19cm/20-24cm(下限が15cmなので、足が15cm未満のうちは同じ「くるぶし丈」でより小さいサイズを探してください)
履き口がくるぶしの下までの、丈の短いショートソックス8足セットです。丈が短いほど引き上げる距離が短く、自分ではく工程では長いくつ下より先に成功しやすくなります。8足それぞれ色がちがうので、そこから大人が2足だけ出して「どっち?」と選ばせる形にもできます。掲載価格は15.0-19.0cm・マルチカラーのもので、20-24cmも選べます。評価は4.3(145件)。
Amazonで見る →💡 名前つけをタグに頼っている場合、タグのない服に変えると目印が一つ減ります。名前つけの方法はこちらもあわせてどうぞ → 【2026年】保育園の名前つけがラクになる方法|タグレス服&お名前グッズ8選
秋冬に着替えが急に難しくなる理由と、その時期のゆるめ方
夏のあいだは自分で着替えられていたのに、涼しくなったとたんにできなくなった——これは後戻りではなく、服のほうが難しくなっただけです。長袖に切り替わる10月前後は、この「急にできなくなった」が起きやすい時期です。理由は4つあります。
長袖は腕を通す距離が長くなる
半袖では二の腕までしか袖の中を通らなかった腕が、長袖では手首から肩までの長さを通ることになります。③(抜く)はもちろん、半袖なら首さえ通れば腕は自然に出ていた⑦(着る)でも、袖が二番目の関門になります。
袖口にゆとりのあるものを選ぶと、手が引っかかって止まる回数が減ります。
袖をまくった状態で渡すと途中で詰まるので、まくらずに一度に通させるほうが早く進みます。
重ね着はトップスの工程が2倍になる
インナーと上の一枚で、トップスの脱ぐ工程(③・④)も着る工程(⑦・⑧)も2回ずつになります。子どもの担当が急に増えます。
この時期は、インナーを大人が着せて、上の一枚だけを子どもに任せる形にすると続きます。
全部やらせようとすると1回で動く工程がまとめて増えるので、失敗パターンの2つ目(工程を同時に任せすぎる)に落ちます。任せるのは上の一枚だけにとどめてください。
上着のファスナーは、着替えとは別の技術になる
⑫の工程は、下の金具をはめるところが本体です。下の金具さえ大人がはめておけば、引き上げのほうは先にできるようになります。
上着は立ったまま前を見て操作できるので、ズボンのファスナーより先に覚えられます。
登園前に毎回もめる場合は、ファスナーではなくスナップやマジックテープの上着に一度戻してかまいません。
くつ下とズボンが厚くなり、引き上げに力が要る
厚手のくつ下や裏地のあるズボンは、生地が肌に沿うぶん、同じ工程でも引き上げに力が要ります。
ウエストが総ゴムで、生地が薄く引き上げやすい形を選ぶと、生地が厚くなるこの時期でも⑥の工程が止まりにくくなります。
⑨のくつ下は、厚手の日だけ大人がかかとまで上げて渡すと最後まで進みます。できなくなったのではなく、その日の服が重いだけです。
着替えの練習をする時間帯と場面の決め方
練習がうまくいくかどうかは、教え方より場面で決まります。同じ子ども、同じ服でも、朝とお風呂上がりでは進み方がまったく違います。まずは次の2つの場面から始めて、慣れてきたら3つ目を足してください。脱ぐ工程を練習している時期(おおむね1歳-2歳)は、2つ目の帰宅後の着替えから始めてください。
お風呂上がりのパジャマ
向いている理由: 脱ぐ工程がすでに終わっていて、身につける工程だけに集中できます。毎日必ずあるので回数を重ねられます。
最初にやる工程: 2歳ごろなら⑤、2歳半を過ぎたら⑥まで含めたズボンをはく工程、3歳以降は⑦のかぶりのトップスを頭から着る工程。パジャマはゆったりした形が多く、ズボンもかぶりのトップスも進みやすい形です。1歳台のうちは脱ぐ工程から始めたいので、次の帰宅後の着替えを先にしてください。
注意: 湯冷めするので時間を区切ります。眠くなってからでは進まないので、夕食の前に入浴する家庭ではその時間に前倒しするほうが続きます。
帰宅後の着替え
向いている理由: 汚れてもよい服で、時間の締め切りがありません。失敗の代償がいちばん小さい場面です。
最初にやる工程: ①から④の脱ぐ工程。脱いだものを入れる場所を決めておくと、そのまま片づけにつながります。
注意: おやつの前に置くと急いで雑になるので、おやつのあとにしてください。
休日の日中の着替え
向いている理由: 大人の側に時間があり、うまくいかなくてもやり直せます。平日にできない工程を試す場面です。
最初にやる工程: そのとき練習したい工程を1つだけ決めて、それだけを任せます。その工程の前とあとは大人がやってかまいません。
注意: 出かける予定の直前は締め切りができるので避けます。予定のない時間帯を選んでください。
この3つに共通しているのは、締め切りがないことです。最初の2つは毎日あるので回数を重ねられ、3つ目は平日にできない工程を試す場面になります。逆に言えば、締め切りのある朝と外出前は、練習の場面から外してかまいません。
着替えを嫌がるとき・時間がかかるときの向き合い方
嫌がる理由は一つではありません。とくに2歳-3歳ごろは、いわゆるイヤイヤ期と重なって「自分でやりたかったのに先回りされた」と「着る服を自分で決めたい」の2つが増えます。理由によって対応が変わるので、声かけを変える前に、どれに当てはまるかを見てください。
服そのものが嫌がられている
サイン: 特定の一枚だけ着ない。着たあとに首や背中を触る。すぐ脱ぐ。
見るところ: 首まわりのタグ、縫い目の当たり、袖口のゴムのきつさ。
対応: 別の服で同じ工程をやらせてみます。服を変えただけで進むなら、着替えの練習の問題ではありません。
「自分でやりたい」を先回りされた
サイン: できていたのに急にやらなくなる。大人が手を出した直後に怒る。
見るところ: 直前に大人がどの工程をやってしまったか。
対応: 取り上げた工程を一度戻します。やりかけを元に戻してから渡すと、続きから再開できます。
疲れている・遊びの途中
サイン: 夕方や外出後だけ嫌がる。遊びを中断させたときに始まる。
見るところ: その日の睡眠と、直前にしていたこと。
対応: 予告を入れます。今日は練習をやめるという判断も含めて、大人の側で決めてかまいません。
できないことが悔しい
サイン: 途中まではやるのに、特定の工程で怒って投げ出す。手伝おうとすると強く拒む。
見るところ: 投げ出す場所。毎回同じなら、その工程がまだ早い可能性があります。
対応: 同じ系統の、一つやさしい動作に戻します。⑩でつまずくなら、同じボタンの「はずす」だけに戻します。⑦でつまずくなら、同じ首まわりを扱う④(かぶりのトップスを脱ぐ)に戻すと、成功で終わる形を作り直せます。
着る服が自分で選んだものではない
サイン: 着る段になって「これじゃない」と言う。服を持っていくと後ろを向く。
見るところ: その日の服を、前の晩に大人だけで決めていないか。
対応: 2着だけ床に並べて「どっち?」と聞きます。3着以上あると決まらなくなるので、選択肢は2つに絞ってください。選ぶところを任せると、着る工程まで自分の続きとして進みやすくなります。
時間がかかること自体は、問題ではありません。問題になるのは、時間がかかる場面と締め切りのある場面が重なっているときだけです。重なっているなら、動かすのは子どもではなく練習の場面のほうです。
まとめ|着替えの12工程 早見表
この記事で扱った工程を、順番どおりに並べました。今どこで止まっているかを探して、その行の「服で助けられること」から用意してください。年齢はいずれも目安で、前後することは珍しくありません。
| 工程 | 目安の年齢 | つまずきのサイン | 服で助けられること |
|---|---|---|---|
| ① ズボンを脱ぐ | 1歳ごろ〜 | ウエストは下がるのに、足首のところで止まって引っぱり続ける。 | ウエストが総ゴムで、裾が広いもの。裾がすぼまっていると、最後のひと抜きだけが毎回できません。 |
| ② くつ下を脱ぐ | 1歳ごろ〜 | つま先だけを引っぱって、くつ下が伸びるだけで抜けない。 | くるぶし丈のショートソックス。丈が短いほど、かかとを越えさせる距離が短くなります。 |
| ③ 万歳して袖から腕を抜く | 1歳ごろ〜 | 服を脱がせようとしても腕を下げたままで、こちらが腕を持ち上げることになる。 | 袖口にゆとりがあるもの。手首でつかえると、子どもは自分から腕を上げなくなります。 |
| ④ かぶりのトップスを脱ぐ | 1歳半ごろ〜 | 裾をめくって頭までは行くのに、顔のところで引っかかって泣いてしまう。 | 首まわりのリブが伸びるもの。80・90サイズでは、肩にスナップボタンが付いていると開口部が広がります。 |
| ⑤ すわってズボンに足を通す | 2歳ごろ〜 | 片方の穴に両足を入れてしまう。左右の穴を見分けられていません。 | 裾が広く、前後の差が小さいもの。この段階では前後を合わせることまで求めません。 |
| ⑥ 立ち上がってズボンを上げきる | 2歳半ごろ〜 | おしりのところで止まってしまい、そのまま歩き出してしまう。 | ウエストが総ゴムで、生地が引き上げやすいもの。ボタンやホックがあると、この段階ではまだ止まります。 |
| ⑦ かぶりのトップスを頭から着る | 3歳ごろ〜 | 頭を通す前に袖に頭を入れてしまい、袖口から顔が出ようとする。 | 首まわりが広めのもの。首が通ればあとは腕が自然に出るので、最初の関門は首まわりです。 |
| ⑧ 服の前後を見分ける | 3歳ごろ〜 | 毎回うしろ前で着てしまい、指摘されるまで気づかない。 | 前身頃だけに大きなプリントがあるもの。「絵が見えるほうが前」と一言で言い切れます。 |
| ⑨ くつ下を自分ではく | 3歳半ごろ〜 | かかとが足の甲のほうに来てしまい、そのまま歩こうとする。 | 丈が短く、かかとの位置がわかりやすいもの。左右の区別がないタイプのほうが最初は進みます。 |
| ⑩ 大きめのボタンをとめる・はずす | 4歳ごろ〜 | ボタンを持つ手と穴を開く手が同時に動かず、指先だけで押し込もうとする。 | 前が全部開くもので、指先でつまめる大きさのボタンが付いているもの。かぶりの服では手元が見えません。 |
| ⑪ 立ったままズボンをはく | 5歳ごろ〜 | 片足を上げたところでふらついて、座り込んでしまう。 | 重すぎず、丈が合っているもの。丈が長いと裾を踏んでバランスを崩します。 |
| ⑫ ファスナーを上げる | 5歳半ごろ〜 | 上げることはできるのに、いちばん下の金具をはめるところで止まる。 | 引き手が大きいもの。下の金具は上着で覚えるほうが、姿勢が楽で手元が見えます。 |
※ 章の区切りは、①から⑥が1歳-2歳、⑦から⑩が3歳-4歳、⑪と⑫が5歳-6歳です。手伝い方は、各工程のカードに書いています。
着替えの練習に向くTシャツ|RAMÜNE
このブログはRAMÜNE(ラミューネ)が運営しています。1歳-6歳の男の子向けに、電車・はたらくくるま・動物・恐竜をアートとして描いたTシャツをつくっているブランドです。着替えの練習という視点で見ると、この記事で挙げた条件のうち3つが、そのまま入っています。首元のリブに伸縮性を持たせてあること(④・⑦)、前身頃にだけ大きなプリントがあって背中は無地であること(⑧)、そして80・90サイズには肩にスナップボタンが付いていること(④/この3枚ではBLOCK ANIMALSの80と、3枚すべての90が該当します)です。ここで挙げるのは、かぶりのトップスに関わる③・④・⑦・⑧の工程を練習している時期に合う3枚です。⑩・⑫の前が開く上着、①・⑤・⑥・⑪のボトムス、②・⑨のくつ下は、かぶりのトップス以外の部位の話なので、上の部位別表と、その下の部位ごとの説明を参考にしてください。
練習の一枚めは、かぶりの半袖Tシャツが向いています。首まわりで止まる④・⑦を練習しながら、袖が短いぶん、③で腕が袖の中を通る距離もいちばん短くできるからです。以下の3枚は、いずれも半袖のかぶりTシャツで、サイズはBLOCK ANIMALSが80〜110cm、ORIGAMIとTAPE CARが90〜110cmの展開です。記事のはじめに挙げた TAPE TRAIN [GREEN](80〜110cm)も、同じ条件を満たす一枚です。
RAMÜNE オリジナル
BLOCK ANIMALS [RABBIT]
RAMÜNE / ¥2,650(サイズ 80〜110cm)
つみきブロックを組み合わせたパンダのアートをプリントした長袖Tシャツ。80・90サイズには肩にスナップボタンが付いているので、④の頭を抜く工程がまだ苦手な時期でも、子どもに渡せる一手が増えます。プリントのモチーフは積み木ですが、生地はコットン100%で、ふだん着として毎日洗って使えます。
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RAMÜNE オリジナル
BALLOON ART [DINOSAUR | CREAM]
RAMÜNE / ¥4,250(サイズ 90〜110cm)
おりがみで折った恐竜のアートを前身頃にプリントしたスウェット。背中は無地なので、⑧の前後を見分ける工程では「絵が見えるほうが前」と一言で伝えられます。
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RAMÜNE オリジナル
TAPE CAR [消防車]
RAMÜNE / ¥2,980(サイズ 90〜110cm)
消防車のテープアートをプリントした半袖Tシャツ。コットン100%で肌当たりがやわらかく、着心地が気になって途中で脱いでしまう子にも向いています。首元のリブに伸縮性を持たせてあるので、⑦の頭を通す工程でつかえにくいつくりです。
商品を見る →なお、RAMÜNEのTシャツは背中のブランドタグを省いて、チクチク感を抑えてあります。代わりに、首の内側にサイズとブランド名が直接プリントされています。目印がまったくなくなるわけではありません。ただし小さくて子どもの目線からは見つけにくいので、⑧の目印としては当てにせず、前身頃のプリントで判断させてください。
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よくある質問
Q. 子どもは何歳から自分で着替えられるようになりますか?
A. よく語られる目安は2歳から3歳ごろですが、着替えはひとつの動作ではなく12の工程に分かれていて、工程ごとに時期が違います。ズボンやくつ下を脱ぐのは1歳ごろから、かぶりのトップスを頭から着るのは3歳ごろから、ファスナーを自分で上げるのは5歳半ごろから、いちばん下の金具をはめるところまで一人でできるのは6歳ごろからが目安です。「何歳でできるか」ではなく「今どの工程にいるか」で見ると、次にやることが決まります。
Q. 2歳ですが、まだ自分で着替えられません。遅いのでしょうか?
A. 厚生労働省の保育所保育指針は、1歳以上3歳未満児のねらい及び内容として「保育士等の助けを借りながら、衣類の着脱を自分でしようとする」と示しています。この時期に想定されているのは、ひとりで最後までできることではなく、自分でやろうとすることです。助けを借りながら進めている状態は、目安のとおりです。発達で気になることがあるときは、園やかかりつけ医、お住まいの自治体の乳幼児健診で相談してください。
Q. 着替えを嫌がるときはどうしたらいいですか?
A. 嫌がる理由は、服そのものが嫌なとき、自分でやりたかったのに先回りされたとき、疲れているとき、できないことが悔しいとき、着る服が自分で選んだものではないときの五つに分かれます。理由によって対応が変わるので、まずどれかを見ます。服が原因のときは縫い目やタグの当たりを確認し、先回りが原因のときは大人がやってしまった工程を一度戻します。どれか分からないときは、2着だけ床に並べて子どもに選ばせるところからやり直すと動き出すことがあります。急いでいる朝は、練習をやめて大人が着せてかまいません。
Q. 着替えに時間がかかって朝が回りません。どうすればいいですか?
A. 練習の場面を朝から外すのがいちばん早い解決です。お風呂上がりと帰宅後の着替えは、時間に追われず、うまくいかなくても代償が小さい場面です。とくにお風呂上がりは脱ぐ工程がすでに終わっているぶん、身につける工程だけに集中できます。朝は大人が着せる時間と決めてしまい、自分でやるのは別の時間に置くと、家族全員のいらだちが減ります。前の晩に服を出しておくと、朝に選ぶ時間もなくなります。
Q. 服の前後をいつも間違えます。どう教えたらいいですか?
A. 着たあとに直させるより、着る前に決めるほうが早く身につきます。服を床に広げて「絵が見えるほうが前」と一度だけ確認してから渡してください。前身頃にだけ大きなプリントがある服だと、この一言で判断が完結します。背中のタグを目印にしている家庭では、タグのない服に変えたときに目印がなくなるので、プリントで教える形に切り替えてください。
Q. ボタンの練習は何歳から始めるといいですか?
A. 目安は4歳ごろからです。ボタンは、ボタンを持つ手と穴を開く手を、同時に別々の動きで使う必要があるので、着替えの工程のなかでは後半に来ます。始めるときは、とめるよりも力が要らない「はずす」ほうからにしてください。また、かぶりの服では手元が見えないので、前が全部開く服で練習すると子どもがつまずきにくくなります。
Q. 保育園で自分で着替えられないと困りますか?
A. 園によって求められることは違うので、入園説明会や担任の先生に確認するのが確実です。多くの園では、大人が手伝いながら少しずつ進める前提で見てくれます。家でできることは、着替えやすい服を用意することと、園で子どもが担当している工程を家でも同じように任せることです。園と家でやり方が違うと、子どもは同じ工程を二通り覚えることになります。