【2026年】子どもの冬の乾燥肌と肌着の選び方|かゆがるときの素材・重ね方・洗い方
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子どもの乾燥肌が冬にひどくなり、服を着るとかゆがるときは、保湿に加えて肌着の素材と、重ねる順番を見直すと手当てしやすくなります。結論から言うと、肌に触れるいちばん内側を綿の肌着にして、チクチクする服は肌から1枚離し、汗で濡れたら着替えるの3つが基本です。この記事では、吸湿発熱インナーやウールのニットを「やめる」のではなく「どこに重ねるか」で使い分ける方法、タグや縫い目の刺激、お風呂上がりの保湿と着替えの順番、肌着の洗い方、1歳-6歳の年齢別の見方、受診を考える目安までをまとめました。
著者:RAMÜNEスタッフ|更新日:2026年9月
この記事は、服と洗濯でできる工夫をまとめたものです。赤みや湿疹が出ている、かき壊している、すでに治療を受けているといった場合は、かかりつけの小児科や皮膚科の指示を優先してください。
この記事の内容
かゆがる子の服を選ぶ3つの基準
冬にかゆがる子の服は、ブランドや値段より先に、次の3つで決めると迷いません。どれも、いま持っている服の着せ方を変えるだけで始められます。
基準1 肌に触れる1枚
綿など汗を吸う素材
いちばん内側の肌着は、素材欄で綿の割合を確かめる
基準2 チクチクする服
肌から1枚離す
ウールのニットや起毛の化繊は、綿の肌着の上に着る
基準3 汗をかいたら
濡れたまま着せない
濡れた肌着は着替える。汗は拭くか洗い流す
3つめの基準は、汗をかかせないようにする、という意味ではありません。日本皮膚科学会のアトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024は、アトピー性皮膚炎の診療のために医師向けにまとめられた文書ですが、汗について「発汗を避ける指導は必要ない」としたうえで、「皮膚や衣類が濡れるほど汗をかいた際」には「通気性の良い衣類の着用」や「濡れた衣類を着替える」などの対策を挙げています。外で元気に遊んだあとに、濡れた肌着のまま暖房の部屋で過ごさない、というのが服でできる手当てです。
1枚目の「肌に触れる服」は、肌着でなくてもかまいません。暖房の効いた室内で肌着を着ないで過ごす子なら、その日いちばん内側になる長袖Tシャツが、この基準で選ぶ1枚になります。たとえば背中のブランドタグを省いた綿100%の長袖Tシャツなら、素材とタグの2つを1枚で満たせます。ただし、汗を多くかく日や外遊びの日は、Tシャツの下にも綿の肌着を1枚着せると、汗を吸って替えやすくなります。肌着メーカーのグンゼも、綿のTシャツでも中に肌着を着るほうが汗を吸って肌を清潔に保てると説明しています。
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RAMÜNE / ¥2,650(サイズ 80〜110cm)
コットン100%の長袖Tシャツで、背中のブランドタグを省いてあるため、首の後ろにタグが当たりません。首元のリブには伸縮性を持たせる工夫がされていて、生地の段階で防縮加工がされているので、肌着と同じように何度も洗う1枚にも向いています。つみきブロックでうさぎを描いたアートのTシャツで、80・90サイズは肩にスナップボタンがついています。
商品を見る →冬の乾燥肌でよくある服の失敗パターン
かゆがる原因は服だけではありませんが、冬の着せ方には、よかれと思ってやりがちな失敗がいくつかあります。
❌ 吸湿発熱インナーを素肌に着せて、暖房の部屋で過ごす
薄くて暖かいので冬の定番ですが、肌着メーカーのグンゼは、化学繊維のインナーでかゆくなる理由として、乾燥で肌が刺激に敏感になっていること、摩擦で静電気が起きやすいこと、吸いきれなかった汗で蒸れることを挙げています。かゆがる子は、いちばん内側だけを綿の肌着に戻して、吸湿発熱インナーはその上に重ねると使い続けられます。
❌ 汗で濡れた肌着のまま、上から1枚足す
外遊びのあとや、厚着のまま暖房の効いた室内に入ったあとは、背中や首まわりが汗で湿っています。寒そうだからと上に服を足すと、濡れた肌着が肌に張りついたままになります。先に濡れた肌着を替えてから重ねる、の順番にしてください。
❌ ウールのセーターやニットを素肌に直接着せる
同じガイドラインは、皮膚の乾燥や湿疹でかゆみに敏感になった皮膚では「羊毛素材やごわごわした素材などの衣類の刺激」でもかゆみが出ると書いています。ニットをやめる必要はなく、長袖の綿の肌着やTシャツの上に着せて、首と手首にニットが直接触れないようにします(タートルネックのニットの日は、首元がきつくない綿のハイネックを内側にはさみます)。
冬に子どもの肌がかゆくなる服まわりの原因|乾燥・汗・こすれ
服を見直す前に、冬にかゆくなりやすい理由を3つに分けておくと、どこを変えればいいかが見えます。ここで引用するガイドラインはアトピー性皮膚炎の診療のための文書なので、診断の有無にかかわらず、服と生活の工夫の考え方として参考にしてください。
乾燥|冬の空気・暖房・熱いお湯
冬は外の空気が乾いているうえに、暖房で室内も乾きます。アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024は、入浴の湯温について「38~40℃がよい」とし、「42℃以上の湯温は」皮脂や天然保湿因子が溶け出し、かゆみも起こすため「推奨できない」としています。
寒い日ほどお湯を熱くしたくなりますが、乾燥が気になる時期は、お湯はぬるめ(38~40℃)を目安にするほうが肌には合っています。
汗|冬でも暖房と厚着でかく
冬の汗は、外で遊んだあとや、上着を着たまま暖かい室内に入ったときに出ます。汗そのものを避ける必要はありませんが、同じガイドラインは、唾液や汗は「洗い流すか,濡れた柔らかいガーゼなどで拭き取る」ようにと書いています。
汗をかいたあとに肌着が濡れたままになると、冷えと蒸れの両方が起きます。汗の出やすい場面を知っておくと、着替えを用意するタイミングが分かります。
こすれ|服の生地・タグ・縫い目・ゴム
ガイドラインは、悪化させる日常の刺激として「唾液,汗,髪の毛の接触,衣類との摩擦など」を挙げています。服でいえば、生地の表面、首の後ろのタグ、脇や肩の縫い目、袖口やウエストのゴムが、動くたびに同じ場所をこすります。
かゆがる場所が決まっているときは、その場所に服のどの部分が当たっているかを見ると、原因の見当がつきやすくなります。
素材別の肌あたり|綿・吸湿発熱インナー・ウール・フリース
素材は、商品ページの素材欄や服の内側の品質表示で確かめられます。冬の服に多い素材を、肌に直接触れてよいか、上に重ねるほうがよいかで分けました。
綿(コットン)|肌に触れる1枚に向く
肌着メーカーのグンゼは、かゆみや暑さが気になるときの冬用インナーとして綿をすすめ、その理由に、吸湿性が高いこと、合成繊維とくらべて静電気が起きにくいこと、肌あたりがやさしいことを挙げています。
かゆがる子の肌着は、まず綿を基準にします。表示が「綿混」のときは、綿以外に何が何%入っているかまで見てください。素材ごとの性質や品質表示の読み方は、この章の最後のリンク先で詳しく扱っています。
吸湿発熱インナー|綿の肌着の上に重ねる
レーヨンやポリエステル、アクリルなどの化学繊維を組み合わせた、薄くて暖かいインナーです。前の章のとおり、乾燥した肌には刺激になることがあるので、かゆがる子は素肌には着せず、綿の肌着の上に重ねる位置で使います。
グンゼの説明では、吸湿発熱インナーは吸える汗の量に限りがあり、急にたくさん汗をかくと蒸れやすいとされています。よく動く日は、暖かさより汗の逃げ場を優先してください。
ウール・アクリルのニット|肌に触れない位置で
セーターやカーディガンのニットは暖かい一方、チクチクを感じやすい素材です。首まわりと手首が直接触れやすいので、中に丸首の長袖を着て、ニットの首と袖口が肌に当たらないようにします。
タートルネックのニットを着せたい日は、首の部分だけでも肌に触れないよう、タートルの内側に首元がきつくない綿のハイネックを1枚はさむか、タートルをやめて首元にゆとりのある綿の丸首に替えるほうが無難です。
フリース・裏起毛|肌に触れない位置(外側・まん中)に
ポリエステルのフリースや、内側を起毛させた裏起毛の服は、軽くて暖かいので寒い日の外遊びに向いています。一方で化学繊維は静電気が起きやすく、暖房の効いた室内では暑くなって汗をかきやすい服でもあります。
肌に直接触れない位置に着せ、室内に入ったら脱げるように、前が開くものや上から羽織るものにしておくと調整しやすくなります。
💡 綿の性質(汗を吸う・乾きにくい・縮みやすい)と品質表示タグの読み方は → 【2026年】子供服の素材の選び方|コットン100%の着心地とおすすめブランド
乾燥肌の子の重ね方|いちばん内側・まん中・外側
乾燥肌の子の重ね着は、服を「いちばん内側」「まん中」「外側」の3つの位置で考えると整理できます。暖かさは、まん中と外側で足し引きします。
いちばん内側|綿の肌着(肌着を着ない日は綿の長袖Tシャツ)
肌に直接触れる1枚です。綿を基準に、首まわりがきつくないもの、タグや縫い目が肌に当たりにくいものを選びます。袖の長さは、上に着る服の袖口がウールや起毛なら長袖、上に着る服も綿なら半袖でもかまいません。
ここを綿にしておけば、まん中と外側は暖かさや動きやすさで自由に選べます。
まん中|長袖Tシャツ・スウェット・吸湿発熱インナー
暖かさを足す位置です。吸湿発熱インナーや、綿とポリエステルを混ぜたスウェットは、この位置に置けば肌に直接触れません。
暖房の効いた室内で長く過ごす日は、まん中を薄くして、暑くなったら脱げるようにしておきます。
外側|ニット・フリース・上着
外の寒さを防ぐ位置です。ウールのニットや裏起毛、フリースはここに置きます。室内に入ったら脱ぐことを前提に、前が開くものを選ぶと、脱いだときに汗の具合も確かめられます。
外側を脱いだあとに、背中や首まわりを手で触ってみて、湿っていたら内側の肌着を替えます。2枚しか着ない日は、ニットやフリースが綿の肌着のすぐ上(まん中)にきてもかまいません。肌に直接触れなければ、この記事の考え方どおりです。
吸湿発熱インナーやニットを使い続けたいとき
「着せると暖かいけれど、かゆがる」服は、捨てるより位置を1つ外側にずらすのが先です。吸湿発熱インナーは綿の肌着の上に、ニットは綿の長袖の上に着せます。
位置をずらしてもかゆがる場合は、その服を外して数日様子を見ると、原因かどうかの見当がつきます。
いちばん内側の肌着|綿100%
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GUNZE(グンゼ) / ¥1,762
📏 サイズ展開: 100〜160cm(商品ページ表記)
本体が綿100%の長袖の子ども用肌着で、丸首で襟の開きが広めに作られています(テープ部と袖口のゴム部は綿60%・ポリエステル40%)。いちばん内側に着せる1枚の基準にしやすく、2枚組なので汗で濡れたときの替えも用意できます。Amazonのレビュー評価は5つ星のうち4.4(99件)で、表示価格はサイズによって変わることがあります。男の子用の商品です(女の子は「グンゼ 子供肌着 女の子 長袖 綿100%」で探せます)。サイズは100〜160cmなので、80・90cmの子は「ベビー 肌着 綿100% 長袖」などサイズを入れて探してください。
Amazonで見る →素材以外のチクチク|タグ・縫い目・首まわり・ゴム
綿の服に替えてもかゆがるときは、生地以外の部分がこすれていることがあります。服を裏返して、肌に当たる側を指でなぞって確かめてください。
タグ|首の後ろと脇
グンゼは、肌着を1枚着ると衣類のタグや繊維が直接肌に当たらないので刺激を減らせる、と説明しています(肌が弱い子どもには肌着を着せよう)。肌着そのもののタグが気になるときは、洗濯表示がプリントになっているものや、タグのない服を選ぶ方法があります。
タグを切るときは、根元に硬い部分が残っていないかを指で触って確かめてください。切り残しの角が、元のタグより当たることがあります。
縫い目|脇・肩・袖の付け根
縫い目の重なった部分は生地が厚くなり、腕を動かすたびに脇や肩をこすります。赤くなる場所が脇の下の線に沿っているなら、縫い目を疑います。
縫い目が服の外側にくる作りの肌着もあるので、「縫い目 外側 肌着 子ども」のように探すと見つかります。
首まわり|きついリブ・ハイネック
首元が詰まった服は、頭を通すときと、首を動かすときにこすれます。乾燥しやすい首の後ろやあごの下をかいているときは、首まわりに余裕のある丸首に替えます。
ハイネックやタートルを着せる日は、前の章のとおり、首の部分が肌に直接触れない組み合わせにします。
ゴム|袖口・ウエスト・靴下
袖口やズボンのウエスト、靴下の口のゴムの跡が赤く残る場所は、きつさとこすれが重なっています。脱がせたときに跡を見て、赤みが残る服はサイズやゴムのゆるいものを検討します。
おなかまわりは肌着とズボンのゴムが重なるので、肌着の裾をズボンの中に入れるか外に出すかでも当たり方が変わります。
毛玉|化学繊維のインナーやフリース
グンゼは、アクリルやポリエステルは毛玉になりやすく、その毛玉が肌への刺激になることがあると説明しています。長く着ている化繊のインナーは、肌に触れる側に毛玉がないかを見てください。
毛玉だらけのインナーは、まん中や外側に回すか、いちばん内側の役目からは外します。
保湿と着替えの順番|お風呂上がりと朝の着替え
服の見直しは、保湿と一緒にやると手当てがつながります。服を着る前が、保湿のタイミングを取りやすい時間です。保湿剤を処方されている子は、塗る量や回数は医師の指示に従ってください。
お風呂では|ぬるめのお湯・こすらない・石けんは使いすぎない
湯温は、先に書いたガイドラインの「38~40℃がよい」が目安です。同じガイドラインは「ナイロンタオルなど硬い素材での清拭は」皮膚の悪化につながるとし、石けんなどの洗浄剤も「過度の誤った使用は皮膚の乾燥を増悪する可能性がある」としています。
泡立てた石けんを手で、こすらずになでるように洗い、泡が残らないようにしっかり流します。
お風呂上がりは|ふく、保湿する、綿の肌着、パジャマの順
ガイドラインは「入浴後は速やかに保湿剤を塗布し」と書いています。体はタオルでこすらずに押さえるようにしてふき、先に保湿をすませてから、綿の肌着、パジャマの順に着せます。
脱衣所や部屋が寒いと、保湿を飛ばして急いで服を着せたくなります。お風呂に入る前に部屋を暖め、保湿剤と肌着とパジャマを重ねて置いておくと、順番を崩さずにすみます。
朝の着替えは|乾燥が気になる場所に塗ってから肌着
朝も、パジャマを脱いで肌が出ているうちが塗りやすいタイミングです。すねや腕、ほおなど、乾燥が気になる場所に保湿をしてから、いちばん内側の肌着を着せます。
朝は時間がないので、全身ではなく、かゆがる場所だけでも続けやすくなります。
寝ているあいだにかくときは|爪・袖・布団の暖かさ
夜にかくクセがあるときは、爪を短く切っておきます。ガイドラインは、夜間にかくことへの工夫として「直接素手で搔けないように衣類や手袋で工夫をする」ことも「有効な場合がある」と書いています。
布団の中が暑すぎると汗をかいてかゆくなりやすいので、寝る前の服は重ねすぎないようにします。寝るときの服の組み合わせは、よくある質問の前にリンクした寝るときの服装の記事にまとめています。
肌着の洗い方|洗剤の量・すすぎ・柔軟剤
肌に触れる1枚は、洗い方も肌あたりに影響します。いちばん大切なのは、洗剤の種類より、量とすすぎです。
洗剤は表示どおりの量にする
よく落ちるようにと多めに入れると、すすぎで落としきれない分が残ります。グンゼは「洗濯物に残されたわずかな洗剤に肌が反応し、かゆみが出ることがあります」と説明し、すすぎをしっかりすることをすすめています。
洗濯機の水量に合わせて、洗剤の容器に書かれた量を守るのが基本です。
すすぎを見直す
肌着やパジャマなど肌に触れるものを洗う日は、すすぎの回数を減らす設定を使わないようにします。すすぎの大切さは、前の項目のグンゼの説明のとおりです。なお、アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024も、赤ちゃんの皮膚症状を見分ける項目で「衣類の洗剤などにより接触皮膚炎を起こしていることもある」と挙げています。
洗剤を替えるより先に、量とすすぎを整えるほうが、家族みんなの洗濯を変えずに始められます。
柔軟剤は量を守る。気になるときは肌着だけ外してみる
柔軟剤は使ってもかまいませんが、入れすぎると肌着の吸水性が落ちます。香りの強いものに替えてからかゆがるようになった、など思い当たることがあるときは、肌着とパジャマだけ柔軟剤なしで洗って様子を見ると確かめられます。
柔軟剤には静電気を抑える働きもあるので、全部やめるかどうかは、様子を見てから決めてください。
洗剤を分けるなら、肌着とパジャマから
家族と同じ洗剤で肌トラブルがなければ、分ける必要はありません。見直すなら、肌に触れる肌着とパジャマだけを、香料や着色料を加えていない洗濯用のせっけんや洗剤で洗う、というところから試せます。
洗剤を替えたら、2つ以上を同時に変えずに、1つずつ変えて様子を見ると、何が合っていたのかが分かります。
💡 首まわりのヨレや縮みを防ぐ洗い方は → 【2026年】子供服の洗濯で長持ちさせるコツ|首まわりのヨレ・毛玉・縮みを防ぐ洗い方
年齢別の見方|1歳-2歳・3歳-4歳・5歳-6歳
かゆがるサインの出方と、服でできる手当ては、年齢で変わります。年齢はあくまで目安なので、お子さんの様子に近いところを読んでください。
1歳-2歳|かゆいと言えないので、大人が場所を見つける
この時期は「かゆい」と言葉で言えないことが多く、服の上から同じ場所をこする、着替えのときに体をかく、抱っこのときに顔や首をこすりつける、といった動きで出ます。
着替えのたびに、首の後ろ、脇、おなか、ひざの裏、ゴムの跡を見て、赤くなっている場所に服のどこが当たっているかを確かめます。肌着の裏のタグや縫い目は、大人が指で触って確かめてください。
3歳-4歳|園の着替えとお昼寝に、綿の肌着を入れておく
園で過ごす時間が長くなり、外遊びの汗や、お昼寝のあいだの汗で肌着が湿ります。園の着替え袋には、上に着る服だけでなく、替えの綿の肌着も入れておくと、濡れたときに替えてもらえます。
肌着を着せるかどうかや、着替えの持ち物は園によって決まりが違うので、先に確認しておくと安心です。「チクチクする」と言い始めたら、「どこ?」と場所を指さしてもらうと、タグなのか縫い目なのかが分かります。
5歳-6歳|自分で服を選び、汗をかいたら替える
自分で服を選びたがる時期です。肌に触れる1枚は、店や家で子ども自身に生地を触らせて「チクチクしないほう」を選んでもらうと、嫌がらずに着てくれます。
外遊びのあとに汗で濡れた肌着を自分で替える、という習慣もこの年齢から身につけやすくなります。暑くなったら外側を1枚脱ぐことも、言葉で伝えておきます。
服と洗い方で様子を見てよいとき・受診を考えるとき
服と洗い方の見直しは、肌への刺激を減らす工夫で、治療の代わりにはなりません。次の目安で、家で様子を見るか、受診を考えるかを分けてください。
家で工夫しながら様子を見やすいとき
肌がかさかさしているけれど、赤みや湿疹は目立たず、かゆがっても眠れないほどではない。いちばん内側を綿にする、ぬるめのお湯にする、お風呂上がりに保湿する、といった見直しで、かく回数が減ってきている。
このような場合は、服と洗い方と保湿を続けながら様子を見ます。
受診を考えたいとき
かき壊して血や汁が出ている、赤みやぶつぶつが広がっている、かゆくて夜中に何度も起きる、服と洗い方と保湿を見直しても良くならない。こうしたときは、服の工夫だけで様子を見続けず、かかりつけの小児科か皮膚科に相談してください。
受診のときは、いつから、どこを、どんなときにかくか(服を着たとき、お風呂のあと、寝ているとき)をメモしておくと伝えやすくなります。
まとめ|場面別 乾燥肌の子の服装早見表
この記事で紹介した着せ方を、1日の場面ごとに「いちばん内側」「その上に重ねるもの」「気をつけること」でまとめました。
| 場面 | いちばん内側 | その上に重ねるもの | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 暖房の効いた室内・園 | 綿の肌着(着ない日は綿の長袖Tシャツ) | 薄手の長袖。暑くなったら脱げるもの | 汗をかいていたら肌着を替える |
| 外遊び・散歩 | 綿の肌着 | 長袖Tシャツやスウェットの上に、ニット・フリース・上着 | 帰ったら外側を脱ぎ、背中の汗を確かめる |
| 汗をかいたあと | 乾いた綿の肌着に替える | 上に着ていた服はそのままでよい | 汗は拭くか洗い流す |
| お風呂上がり〜寝るまで | 保湿してから綿の肌着 | パジャマ。重ねすぎない | お湯はぬるめ、体はこすらずにふく |
※ 吸湿発熱インナーやウールのニットは、どの場面でも「その上に重ねるもの」の側で使います。受診の目安は「服と洗い方で様子を見てよいとき・受診を考えるとき」の章を見てください。
肌に触れる1枚にも選べる長袖|RAMÜNE
このブログはRAMÜNE(ラミューネ)が運営しています。RAMÜNEの長袖Tシャツは、この記事で「肌に触れる1枚」の条件にした素材とタグの2つを、服の側で満たすように作っています。
長袖Tシャツはコットン100%で、背中のブランドタグを省き、首元のリブに伸縮性を持たせています。生地の段階で防縮加工をしているので、汗をかくたびに洗う1枚にも使えます。スウェットは綿70%・ポリエステル30%なので、かゆがる子には綿の肌着の上に着る「まん中」の1枚としておすすめします。
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コットン100%の長袖Tシャツで、背中のブランドタグを省いています。暖房の効いた室内で肌着を着ない日は肌に触れる1枚として、寒い日は綿の肌着の上に重ねる1枚として使えます。マスキングテープで電車を描いたアートのTシャツで、生地の段階で防縮加工がされているので、洗う回数が増える冬にも向いています。
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RAMÜNE オリジナル
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RAMÜNE / ¥2,650(サイズ 80〜110cm)
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RAMÜNE オリジナル
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RAMÜNE / ¥4,250(サイズ 90〜110cm)
綿70%・ポリエステル30%の長袖スウェットで、背中のブランドタグを省いています。かゆがる子には素肌に直接ではなく、綿の肌着や長袖Tシャツの上に重ねる「まん中」の1枚として着せてください。おりがみで折った車を描いたアートのスウェットで、生地の段階で防縮加工がされています。
商品を見る →📖 関連記事もあわせてどうぞ → 【2026年】子どもの寝るときの服装|秋の寝冷え対策とスリーパー・パジャマの選び方/【2026年】気温別 子供の服装コーデ表|25度・20度・15度の重ね着ガイド
よくある質問
Q. 子どもの冬の肌着は綿がいいですか?吸湿発熱インナーは着せないほうがいいですか?
A. かゆがる子や乾燥が気になる子は、肌に直接触れる肌着を綿にするのが基本です。吸湿発熱インナーは着せてはいけないものではなく、綿の肌着の上に重ねれば暖かさを使い続けられます。肌着メーカーのグンゼは、化学繊維のインナーでかゆくなる理由として、乾燥で肌が刺激に敏感になっていること、静電気、吸いきれない汗による蒸れを挙げています。
Q. 子どもの冬の肌着は、長袖と半袖のどちらがいいですか?
A. 上に着る服で決めます。上に着る服の袖口がウールのニットや起毛の生地なら、腕や手首に直接触れないように長袖の肌着にします。上に着る服も綿の長袖なら、半袖の肌着でもかまいません。暖房の効いた室内で汗をかきやすい子は、肌着は薄手にして、暖かさは上に重ねる服で足し引きしてください。
Q. 服がチクチクすると子どもが嫌がるときは、どうすればいいですか?
A. まず「どこがチクチクするか」を確かめます。生地そのものなら、ニットや起毛の服を綿の肌着の上に着せて肌から離します。首の後ろならタグ、脇や肩なら縫い目、手首やおなかならゴムが当たっていることが多いので、服を裏返して指でなぞってみてください。タグを切るときは、根元に硬い部分が残っていないかも触って確かめます。
Q. 乾燥肌の子の肌着は、どんな洗剤で洗えばいいですか?柔軟剤は使ってもいいですか?
A. 洗剤の種類より先に、表示どおりの量にして、すすぎをしっかりすることを見直してください。残った洗剤に肌が反応してかゆみが出ることがあるためです。柔軟剤は使ってもかまいませんが、量を守ります。気になるときは、肌着とパジャマだけを柔軟剤なしで洗ったり、香料や着色料を加えていない洗濯用のせっけんや洗剤で洗ったりして、1つずつ変えて様子を見てください。
Q. お風呂上がりは、保湿と着替えのどちらを先にしますか?
A. 保湿を先にします。アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024は「入浴後は速やかに保湿剤を塗布し」と書いています。体はこすらずに押さえてふき、保湿をすませてから、綿の肌着、パジャマの順に着せます。部屋が寒いと順番を飛ばしがちなので、お風呂の前に部屋を暖め、保湿剤と服を用意しておくと続けやすくなります。
Q. 子どもの乾燥肌やかゆみは、何科を受診すればいいですか?
A. かかりつけの小児科か皮膚科に相談してください。かき壊して血や汁が出ている、赤みやぶつぶつが広がっている、かゆくて夜中に何度も起きる、服と洗い方と保湿を見直しても良くならない、といったときは受診を考える目安です。いつから、どこを、どんなときにかくかをメモしておくと伝えやすくなります。