【2026年】100均マスキングテープで作る線路&道路コース|おうちの床で遊ぶ貼り方とはがし方

【2026年】100均マスキングテープで作る線路&道路コース|おうちの床で遊ぶ貼り方とはがし方

100均のマスキングテープで床に線路や道路を貼ると、手持ちのミニカーや電車がそのままおうちのコースになります。ダイソー・セリア・キャンドゥでは道路や線路のデザインがそのまま印刷されたマステが1本110円ほどで手に入り、レールやプレイマットを買い足さなくてもコースが作れるのが人気の理由です。この記事では、テープ選びから年齢別のコース作例、そして意外と情報が少ない床材ごとの貼り方の注意ときれいなはがし方まで、RAMÜNEスタッフがまとめました。

著者:RAMÜNEスタッフ|更新日:2026年8月

この記事の内容


線路&道路コースを作る前に決める3つのこと

同じマスキングテープでも、貼る場所とテープの種類を先に決めておくと、遊びの途中で「ここは貼っていい場所だっけ」と止まらずに済みます。作りはじめる前に次の3つだけ決めておくと失敗しにくくなります。

どこに貼るか

床 or 板もの

床は広く作れて迫力が出ますが、はがす前提の場所選びが必要。段ボールやカラーボックスの側面ならそのまま片付けられて安心です。子ども用テーブルの天板は、塗装やシールのある面を避け、その日のうちにはがすなら使えます。

どのテープを使うか

道路柄+無地

道路・線路の柄が印刷されたマステはそれだけで雰囲気が出ます。無地のカラーマステは駐車場の枠や川など、柄では表せない部分を足すのに向いています。

どこまで作るか

45分で区切る

つくる・あそぶ・かたづけるを合わせて45分ほどが目安です。最初から今日の分と決めておくと、遊び終わりの声かけが楽になります。

特に迷いやすいのが、どこに貼るかです。床いっぱいに広げると子どもは大喜びですが、その日のうちにはがすつもりがないなら、最初から段ボールや板の上に作るほうが結果的に長く遊べます。跡を気にせず作り込めるうえ、片付けが「しまう」だけで済むからです。

コース作りは床に寝そべったり、しゃがんだりが続くので、動きやすい普段着だと子どもが集中しやすくなります。RAMÜNEにはマスキングテープで描いた電車やはたらくくるまをそのままプリントしたオリジナルのキッズTシャツがあり、こういう日の普段着として選ばれています。今日のテーマと同じモチーフの服だと、子どもの気持ちも乗りやすくなります。

RAMÜNE TAPE TRAIN [BLUE] 長袖 子供服 秋冬 2歳 3歳

RAMÜNE オリジナル

TAPE TRAIN [BLUE]

RAMÜNE / ¥2,650(サイズ 80〜110cm)

マスキングテープで描いた電車のアートをプリントした長袖Tシャツです。おもちゃではなく毎日着られる服として、電車好きの子の保育園着やおうち着に選ばれています。綿素材のかぶりタイプで、洗い替えしやすいのも普段使いに向いている点です。

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100均マスキングテープの選び方|道路・線路デザインと無地カラーの違い

コース作りに使うマステは、大きく「道路・線路の柄が印刷されたもの」と「無地のカラーマステ」の2種類です。役割が違うので、片方だけだと途中で手が止まります。

道路・線路デザインのマステは、貼るだけで車線やレールに見えるのが最大の利点です。ダイソー・セリア・キャンドゥのいずれでも扱いがあり、1本110円ほどで手に入ります。ダイソーでは線路・道路のほかに石畳や畳の柄もあり、幅5cm・長さ4mというミニカーを乗せるのにちょうどいいサイズで作られています。この幅があると、ミニカーが道からはみ出しにくく、子どもにとって遊びやすくなります。柄物は無地より幅広に作られていることが多いのも、コース作りで柄物から先に用意したい理由です。なお、セリアの道路マステは粘着がやや弱めなので、貼り直しを繰り返さず一発で決めるつもりで貼ると仕上がりがきれいです。

無地のカラーマステは、駐車場の枠線、川、トンネルの入り口、駅のホームなど、柄では表せない部分を足すために使います。こちらも100均で数色入りのセットが110円ほどで手に入ります。色数があるほど「ここは川にしよう」という子どもの発想を止めずに済むので、細めのものが何色か入ったセットが1つあると便利です。

どちらも和紙素材のマスキングテープなら手でちぎれるので、はさみを使わずに子どもが自分で長さを決められます。「ここまで!」と自分でちぎれることが、コース作りが子どもの遊びになるか、親の作業になるかの分かれ目になります。

道路マスキングテープ3巻セット 線路・車線 和紙 子供おもちゃ DIY用 マスキングテープ 道路 線路 コース 子供

道路・線路デザインのマステ

道路マスキングテープ3巻セット 線路・車線 和紙 子供おもちゃ DIY用

¥899

📅 おすすめの年齢: 手でちぎって貼れるようになる2歳後半ごろから(商品ページの表記は「子供〜大人(知育玩具・DIY用)」で、具体的な年齢の記載はありません。それ以前は大人がちぎって渡し、テープを口に入れる時期は必ずそばで見ていてください)

道路と線路の柄が印刷された広幅タイプの3本セットです。柄がそのまま車線とレールになるので、線を引く工程が要らず、貼ったそばからコースとして遊べます。100均で近くに売っていないときや、同じ柄をまとめて確保しておきたいときの選択肢になります。

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12 色セット カラーマスキングテープ 15mm 幅 塗装・手芸向け | 無地のカラー和紙テープで、ボールペン・マーカーで筆記可能。塗装養生、手帳デコ、DIY 装飾と幅広く活用でき、糊残りしにくく手で簡単にカットできます。 無地 カラーマスキングテープ 12色 工作 子供

無地のカラーマステ

12 色セット カラーマスキングテープ 15mm 幅 塗装・手芸向け | 無地のカラー和紙テープで、ボールペン・マーカーで筆記可能。塗装養生、手帳デコ、DIY 装飾と幅広く活用でき、糊残りしにくく手で簡単にカットできます。

¥999

📅 おすすめの年齢: 2歳後半ごろから(メーカーの対象年齢表記はありません。細いテープは大人がちぎって渡すと進みが早くなります)

柄の入っていない無地のカラー和紙テープが12色そろったセットです。駐車場の枠や川、信号、駅のホームなど、道路柄だけでは表せない部分を色で描き分けられます。手で簡単に切れて糊が残りにくいと明記されている点も、床や板に貼っては直す使い方に向いています。ボールペンで文字が書けるので、行き先や番号を書き込むこともできます。100均でも数色セットは買えるので、これは色数を一度にそろえたいとき・欲しい色が店頭で揃わないときの選択肢です。

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タカラトミー(TAKARA TOMY) トミカワールド はじめてトミカ 消防車 はじめてトミカ 消防車 ミニカー 1歳

コースを走らせるミニカー

タカラトミー(TAKARA TOMY) トミカワールド はじめてトミカ 消防車

¥618

📅 対象年齢: 商品ページの表記は生後18か月〜。低年齢向けに大きめ・シンプルな作りです

低年齢向けに大きめ・丸みのある形で作られたトミカです。細かいパーツが少なく、まだ口に入れたがる時期の子でも扱いやすいサイズ感で、作った道路をすぐに試せます。手持ちのミニカーがあればそれで十分ですが、1歳台の子の1台目を探しているなら候補になります。

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💡 ヒント: 道路柄のマステが手に入らないときは、無地の太めのテープを2本平行に貼り、間に白いマステを2cmほどにちぎって点線状に貼るだけでも道路に見えます。柄がなくても遊びは成立します。


よくある失敗パターン

マステのコース作りでつまずくところは、だいたい次の3つに集中します。先に知っておくと、片付けの時間がぐっと短くなります。

❌ 貼りっぱなしにして、はがす時に苦労する
マスキングテープは長く貼るほど粘着剤が動き、はがしにくくなります。特に日光が当たる床や、暖房で温まる場所は変化が早くなります。作った日のうちか、遅くとも数日でいったんはがす前提にしておくと、跡の心配がほとんどなくなります。

❌ 子どもが貼る前に、親が完成させてしまう
きれいなコースを作ってあげたくなりますが、出来上がりを渡された子どもは車を走らせて終わりになりがちです。直線だけ大人が引いて、交差点や駐車場の場所は子どもに決めてもらうと、遊びの時間が何倍にも伸びます。

❌ いきなり床いっぱいに広げる
広く作るほど楽しそうに見えますが、途中で飽きたときにはがす作業だけが残ります。最初は畳1枚ぶんくらいの範囲で作り、足りなくなってから足していくほうが、子どもの集中も続きます。


貼る場所と床材別の注意|フローリング・クッションフロア・畳

「マスキングテープは貼ってはがせる」とよく言われますが、これは条件つきです。どの面に、どのくらいの時間貼るかで結果が変わります。賃貸にお住まいの方はここだけ先に読んでおくと安心です。

マスキングテープの粘着剤には大きくゴム系とアクリル系があり、ゴム系は熱に弱く、長く貼るとベタつきが残りやすいという性質があります(熱そのものが問題というより、熱がかかった状態で長時間置くと変化が進みます)。100円ショップで売られている装飾用のマステは種類が幅広いため、床のように毎日踏まれて熱を持つ場所に長期間貼るのは、そもそも想定されていないと考えておくのが安全です。

貼る場所 向き・不向き 気をつけること
フローリング(表面が塗装されたもの) ◯ 当日〜数日なら ワックスが弱っている床は、はがす時に一緒に持っていかれることがあります。目立たない隅で試してから広げてください。
クッションフロア・ビニール系 △ 短時間だけ ゴム系の粘着剤が可塑剤と反応して変色することがあります。遊び終わりにその日のうちにはがすのが前提です。
無垢材・オイル塗装の床 ✕ 直貼りは避ける 粘着剤が木目に入り込みやすく、跡が残りやすい面です。段ボールや大きめの紙を敷き、その上に貼ってください。
畳・カーペット ✕ 貼れない そもそも粘着が効かず、毛やい草を引っぱってしまいます。板ものを1枚敷くのが確実です。
子ども用テーブル・机の天板 ◯ 当日だけなら 床に貼れない住まいでも、天板の上ならすぐ試せます。塗装やシールが貼ってある面は避け、その日のうちにはがしてください。狭いぶんコースが凝縮されて、かえって作り込みやすくなります。
段ボール・板・カラーボックス ◎ いちばん安心 跡を気にせず作り込めるので、いちばん自由に手を動かせます。上に乗っても動きにくい厚めのものを選んでください。

最初の1本を貼る前にやっておくと安心なのが、部屋のすみで試してから広げることです。家具の裏や部屋のすみなど目立たない場所に、これから使うテープを10cmほど貼ってみてください。まず30秒ではがして、塗装やワックスが持っていかれないかを見ます。ここで問題がなければ、もう1本を同じ場所に貼ったまま、その日に遊ぶ予定の時間と同じだけ置いてから、あらためてはがします。時間が経つほど粘着剤は動くので、短時間で平気だったことは長時間の保証にはならないからです。確認するのは、はがしたあとに指でなでてベタつきが残らないか、床の光沢が変わっていないか、テープの糊が床側に移っていないかの3点です。どれか1つでも当てはまったら、そのテープをその床に広く貼るのはやめて、段ボールや板の上に作るほうに切り替えます。同じ「マスキングテープ」でも製品によって粘着力はかなり違うので、新しいテープを買うたびに一度試しておくと安心です。

迷ったときの基準はシンプルで、その日のうちにはがすなら床、置いておきたいなら板ものです。「今日はここまで」と決めて床に作り、気に入った形ができたら段ボールに作り直す、という流れにしているご家庭もあります。


1歳-2歳のコース作り|まっすぐ1本の線路から

1歳-2歳は、テープをつまむ・ちぎる・貼るという手の動きそのものが遊びになる時期です。コースの形は複雑にせず、「自分が貼ったところを車が通った」という体験が伝わる作りにします。

🚂

① まっすぐ1本の線路

対象年齢: 1歳-2歳|むずかしさ: ★☆☆

床に1.5〜2メートル(畳の長辺くらい)、線路柄のマステを1本だけまっすぐ貼ります。大人が5cmほど先にテープを浮かせて持ち、子どもが手のひらで押さえていくだけで完成します。端から端まで電車を走らせて、線の上をたどる楽しさを味わう段階です。

🧰 準備するもの: 線路柄のマステ1本、手持ちの電車やミニカー1台(芯を通り抜けない大きめのもの)

🧹 片付けのコツ: 端から少しずつめくって丸めるだけ。子どもに「ぐるぐるにして」と渡すと、はがす作業も遊びになります。

🌱 つまむ・押さえる指の動きと、まっすぐな線をたどる目の動きが育つ時期にぴったりです。

🅿️

② 車のおうち(駐車スペース)

対象年齢: 1歳-2歳|むずかしさ: ★☆☆

無地のマステで20cm四方くらいの四角を作り、その中に車をしまう場所にします。「あかい車はここ」「バスはこっち」と決めると、片付けが遊びの続きになります。四角が並んでいるだけでも、子どもは車を運び込むのに夢中になります。

🧰 準備するもの: 無地のカラーマステ2〜3色、ミニカー数台(芯を通り抜けない大きめのもの)

🧹 片付けのコツ: 四角ごとに車を入れてから、枠をはがして終わりにします。しまう場所が決まっているので片付けが早く終わります。

🌱 同じ色や仲間を集める分類の力と、置く場所を狙う手の調整が育ちます。

〰️

③ くねくね道とトンネル

対象年齢: 1歳-2歳|むずかしさ: ★☆☆

まっすぐな線路に飽きたら、少しくねらせた線を1本足します。空き箱の側面を四角く切り抜くか、段ボールを二つ折りにしてアーチにして線の上に置けばトンネルになり、その下を車がくぐって消えて出てくる動きが楽しめます。この年齢は口に入れてしまう時期なので、車は「はじめてトミカ」のような大きめのものを選び、トンネルはその車が余裕でくぐれる高さにしてください。トイレットペーパーの芯を通り抜けてしまう車は誤飲の目安サイズにあたるので、芯はトンネルにするのではなく、車の大きさを確かめるものさしとして使うと安心です。トンネルは貼らずに置くだけにすると、位置を何度でも変えられます。

🧰 準備するもの: 線路柄のマステ1〜2本、空き箱または段ボール1枚(アーチ用)、手持ちのミニカー1台(芯を通り抜けない大きめのもの)

🧹 片付けのコツ: トンネルにした空き箱や段ボールは形のまましまい、テープは端からめくって丸めます。アーチを1つ残しておくと、次の日は道を貼るところから始められます。

🌱 見えなくなっても物はあると分かる力(対象の永続性)が、遊びの中で自然に確かめられます。


3歳-4歳のコース作り|カーブ・交差点・踏切をつくる

自分でちぎれるようになるのは2歳後半ごろ、そして3歳-4歳では貼る場所まで自分で決められるようになります。ここからは「コースの形を自分で決める」段階です。大人は道をつなぐ相談役に回ります。

🛣️

④ カーブと交差点のあるコース

対象年齢: 3歳-4歳|むずかしさ: ★★☆

直線を2本貼ったあと、角のところで短くちぎったテープを少しずつ角度を変えて重ねると、カーブになります。2本の道が出会うところが交差点です。交差点の手前に無地のマステを短くちぎって横に貼れば停止線になり、「ここで止まってから曲がる」という遊び方が生まれます。「ここで曲がれるようにしよう」と相談しながら足していくと、道が街のように広がっていきます。

🧰 準備するもの: 道路柄のマステ、無地のマステ、ミニカー数台

🧹 片付けのコツ: 交差点から順に外へはがしていくと、テープが絡まりません。丸めたテープを入れる袋を1枚用意しておきます。

🌱 曲がり方を考えて短くちぎる作業で、指先の細かい調整と空間をとらえる力が育ちます。

🚦

⑤ 踏切と信号のあるコース

対象年齢: 3歳-4歳|むずかしさ: ★★☆

線路と道路が交わるところに、無地のマステで黄色と黒の縞を作れば踏切の遮断機になります。縞は、まず黄色いテープを1本の帯として線路の両脇に貼り、その上から黒いテープを1cmほどにちぎって等間隔に重ねていくと、あの独特の模様になります。最初から交互に貼ろうとすると間隔が合わなくなるので、帯を1本貼ってから重ねる順番にすると子どもでもきれいにできます。信号は上から赤・黄・青の順にテープを縦に3つ並べるだけで伝わります。順番そのものが子どもへの説明になります。「電車が来たら車は止まる」というルールを、遊びの中で自分の手で作れるのがこの作例の面白さです。

🧰 準備するもの: 線路柄と道路柄のマステ、無地のマステ4色(黒・黄・赤・青)、電車とミニカー

🧹 片付けのコツ: 縞や信号など細かく貼った部分は、大人が端をめくって渡すと子どもが最後まではがせます。

🌱 順番やきまりを理解する力と、見立てて表現する力が育ちます。

🅿️

⑥ 駐車場とガソリンスタンド

対象年齢: 3歳-4歳|むずかしさ: ★★☆

道路の脇に四角い枠をいくつか並べて駐車場を作り、番号を書いた紙を置けば区画になります。空き箱を横に置いてガソリンスタンドにすると、走る以外の遊びが増えて、コースの上での時間が長くなります。

🧰 準備するもの: 無地のマステ、紙とペン、空き箱1つ、ミニカー数台

🧹 片付けのコツ: 紙と箱を先に片付けてからテープをはがすと、途中で手が止まりません。

🌱 数字や記号への関心と、身近な場所を再現するごっこ遊びの力が広がります。


5歳-6歳のコース作り|街に広げる・立体にする

5歳-6歳は、コース全体をどう設計するかを自分で考えられる年齢です。平面から立体へ、そして「街」へと広げていきます。

🏙️

⑦ 街をつくる立体コース

対象年齢: 5歳-6歳|むずかしさ: ★★★

空き箱を建物、牛乳パックを橋げたにして、板や段ボールを渡せば高架ができます。高架の上に線路のマステを貼れば、下を車が通る二層のコースになります。どこを高くするかを決めるところから子どもに任せると、何度も作り直しながら遊べます。プラレールのレールが手元にあるなら、レールを本線にして、その周りにマステで側道・踏切・駅前のロータリーを描き足すのがおすすめです。レールは同じ形しか作れませんが、マステなら好きな場所に道を足せるので、二つを組み合わせると街が一気に広がります。

🧰 準備するもの: 段ボールや厚紙、空き箱、牛乳パック、線路柄と道路柄のマステ、電車とミニカー、手持ちのレール(あれば)

🧹 片付けのコツ: 建物は箱ごとまとめて保管します。高い部分から順に外していくと崩れません。

🌱 高さやバランスを考える力と、うまくいかない時に作り直す粘り強さが育ちます。

🗺️

⑧ 分岐と行き先を決める路線図コース

対象年齢: 5歳-6歳|むずかしさ: ★★★

線路を途中で二股に分け、行き先を書いた紙を終点に置きます。「みどりの線は動物園、きいろの線は海」と色で路線を分けると、自分だけの路線図になります。紙に同じ路線図を描いてみると、地図を読む楽しさにもつながります。

🧰 準備するもの: 色違いのマステ数本、紙とペン、電車またはミニカー

🧹 片付けのコツ: 路線ごとに担当を決めてはがすと早く終わります。描いた路線図は残しておくと、次に別の行き先を足すときに使えます。

🌱 全体を見わたして計画する力と、記号で表す力が育ちます。

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きれいなはがし方と、粘着が残ったときの対処

コース作りは、はがすところまでが1セットです。ここを知っているかどうかで、また明日もやろうと思えるかが決まります。

基本は端をめくって、床と平行に近い角度でゆっくり引くことです。真上に引き上げると粘着剤が伸びて床に残りやすくなります。長く貼った部分や冷えて硬くなったテープは、ドライヤーの温風を10秒ほど当ててからはがすと、驚くほどすんなり取れます。熱がかかったまま長時間置くのは粘着剤が床側に移る原因になりますが、はがす直前に短くあたためるのは逆に有効です。貼っている間は熱を避け、はがす時だけあたためる、と覚えておいてください。

それでもベタつきが残ったときは、消しゴムでこすってから、固く絞った布で拭くのが床にやさしい順番です。いきなり除光液やアルコールを使うと、床の塗装やワックスまで落ちてしまうことがあります。使う場合は必ず家具の裏など目立たない場所で試してからにしてください。

はがす順番にもコツがあります。細かく貼った部分から先に、長い直線は最後にはがすと、途中でテープが切れて残りを探す手間が減ります。長い直線は端から一気に引くと気持ちよくはがれるので、その一本を子どもの担当にすると、片付けが最後まで続きます。

テープが途中で切れて細かくちぎれてしまったときは、無理に爪でこすらず、残っている大きめのテープを粘着面が下になるように押し当てて、ぺたぺたと拾い上げると簡単に取れます。床のすみや家具の脚まわりに小さな破片が残りやすいので、最後にその場所だけ見てから終わりにしてください。小さな破片は、下のお子さんやペットがいるご家庭では特に見落としたくない部分です。

はがしたテープは、丸めながらひとつの玉にしていくとゴミがまとまります。「テープのボールを作ろう」と声をかけると、後片付けが子どもにとっての最後のミッションになります。


道具の収納と、コース遊びが盛り上がる1日の流れ

コース遊びが「たまにやる特別なこと」で終わるか、雨の日の定番になるかは、道具がすぐ出せる場所にあるかどうかでほぼ決まります。あわせて、遊びが盛り上がる時間の流れも紹介します。

コースセットを1つの箱にまとめるのがいちばん簡単な方法です。道路柄と無地のマステ、はがしたテープを入れる袋、トンネルにする空き箱をいくつか、そして車を数台。この4つを浅めの箱に入れて、子どもが自分で出せる高さに置いておきます。あわせて、トイレットペーパーの芯を1本だけ入れておくと、車が誤飲の目安サイズかどうかをその場で確かめられます。「あの箱を持ってきて」の一言で遊びが始まるので、親の準備がほぼゼロになります。

マスキングテープは立てて並べると柄が見えて選びやすくなります。空き箱に仕切りを入れるか、口の広いコップに立てておくだけで十分です。使いかけのテープが転がっていると、どれを使っていいのか分からず「これ使っていい?」と毎回聞かれることになりますが、「この箱の中のものは全部使っていい」と決めておくと、子どもが自分で判断できるようになります。

作りかけのコースを保管したい場合は、段ボールを机の横に立てて置ける薄さで作るのがコツです。厚みのある立体パーツは別の箱にまとめ、平らな道の部分だけ板に残しておくと、次の日に「昨日の続き」からすぐ始められます。毎回ゼロから作り直さずに済むと、コースはどんどん育っていきます。

遊びの流れは、動→静→動のリズムを意識すると最後まで飽きずに続きます。はじめの15分ほどはテープを貼って体を動かし、次の20分ほどは座って車を走らせたりごっこ遊びをして落ち着き、最後にもう一度立ち上がって、はがす作業で体を動かして終わる、という流れです。座りっぱなしにも動きっぱなしにもならないので、下のお子さんがいるご家庭でも回しやすくなります。

はじめの15分

つくる(動)

箱を出して、今日の道を貼るところまで。子どもが貼る担当、大人はテープを浮かせて渡す担当に分かれると早く進みます。

つぎの20分

あそぶ(静)

座って車を走らせる時間。行き先を決めたり、駐車場に停めたりと、ごっこ遊びに移っていくと集中が深まります。

さいごの10分

かたづける(動)

はがしたテープをまとめる係と、車を箱に戻す係を分担。片付けまでを遊びの一部にすると、次回もすんなり始められます。

きょうだいで一緒に遊ぶときは、道の担当を分けて、最後につなげると取り合いになりにくくなります。上の子が交差点や踏切などの細かい部分を、下の子がまっすぐな道を担当すれば、同じコースの上で年齢の違う遊びが同時に成立します。つなぎ目をどこにするか相談する時間が、そのまま遊びの山場になります。


まとめ|年齢別コース作例の早見表

この記事で紹介したコースの作例を、年齢とむずかしさでまとめました。今日どれをやるか迷ったときの参考にしてください。

作例 対象年齢 むずかしさ おもに使うもの 育つ力
① まっすぐ1本の線路 1歳-2歳 ★☆☆ 線路柄のマステ・大きめの車1台 指先の力・目で追う力
② 車のおうち(駐車スペース) 1歳-2歳 ★☆☆ 無地のマステ2〜3色・大きめの車数台 分類する力
③ くねくね道とトンネル 1歳-2歳 ★☆☆ 線路柄のマステ・空き箱・大きめの車 対象の永続性
④ カーブと交差点のあるコース 3歳-4歳 ★★☆ 道路柄+無地・ミニカー数台 空間をとらえる力
⑤ 踏切と信号のあるコース 3歳-4歳 ★★☆ 線路柄+道路柄・無地4色・電車とミニカー きまりを理解する力
⑥ 駐車場とガソリンスタンド 3歳-4歳 ★★☆ 無地のマステ・空き箱・ミニカー数台 ごっこ遊びの力
⑦ 街をつくる立体コース 5歳-6歳 ★★★ 線路柄+道路柄・段ボール・空き箱・牛乳パック(レールはあれば) バランスを考える力
⑧ 分岐と行き先を決める路線図コース 5歳-6歳 ★★★ 色違いのマステ・紙・電車またはミニカー 計画する力

遊びが長く続く親の関わり方

同じマステでも、大人の関わり方ひとつで遊びの続く時間が変わります。実際にやってみて効果が大きかったのは次の3つです。

道はつなげず、少しだけ余らせておく。行き止まりが1か所あると、子どもは「ここつなげたい」と自分でテープを取りに行きます。完成したコースを渡すより、続きがある状態で渡すほうが、遊びは長く続きます。

走らせる係と作る係を交代する。ずっと作っていると手が疲れますが、途中で「じゃあ今度はママが車ね」と役を変えると、作ったものを試す時間が生まれて、また作りたくなります。

写真を1枚撮ってからはがす。せっかく作ったのに消えてしまうのは、子どもにとって思いのほか寂しいものです。写真に残すと納得してはがせますし、次に作るときの設計図にもなります。


安全に使うためのポイント

この記事で紹介している遊びを安全に楽しむために、確認しておきたいポイントをまとめます。

⚠️ ちぎったテープ片・ミニカーの誤飲

3歳未満のお子さんは、小さなものを口に入れてしまうことがあります。誤飲の危険がある大きさの目安は直径3.9cm(トイレットペーパーの芯を通り抜けるサイズ)です。ちぎった小さなテープ片は床に残さず、遊びの区切りごとに集めてください。ミニカーも対象年齢の表記を確認し、下のお子さんがいるご家庭では遊ぶ場所を分けると安心です。

⚠️ 床に貼ったテープで滑る・つまずく

はがれかけたテープの端は、走った時に足を取られる原因になります。遊んでいる間もめくれてきたら押さえ直すか、その1本をはがしてください。靴下よりも裸足のほうが滑りにくく、コースの上を歩くときは安心です。

⚠️ 粘着剤による肌トラブル・目の周りへの使用

マスキングテープは肌に貼ることを想定した製品ではありません。腕や顔に貼って遊びたがることがありますが、かぶれの原因になるため、貼るのはコースの上だけと決めておいてください。特に目や口のまわりには使わないようにします。

参考: 消費者庁 / 日本小児科学会


マスキングテープのアートを着る|RAMÜNE

このブログはRAMÜNE(ラミューネ)が運営しています。RAMÜNEには、マスキングテープ・おりがみ・つみき・バルーンアートといった子どもの遊びをそのままアートにしたオリジナルデザインのキッズ服があります。この記事のテーマであるマスキングテープで描いた電車・はたらくくるまのシリーズが、そのままTシャツのデザインになっています。

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よくある質問

Q. 線路・道路コース作りは何歳からできますか?

A. テープを押さえて貼るだけなら1歳ごろから楽しめます。自分でちぎって好きな場所に貼れるようになるのが2歳後半ごろ、カーブや交差点を考えてコースの形を自分で決められるようになるのが3歳ごろです。ただし1歳-2歳のうちは、ちぎった小さなテープ片を口に入れてしまうことがあるため、必ず大人がそばにいる場面で遊んでください。

Q. 床に貼ったマスキングテープの跡は残りませんか?

A. その日のうちにはがせば、塗装されたフローリングで跡が残ることはほとんどありません。ただし長く貼るほど粘着剤が動いて残りやすくなり、クッションフロアでは変色することもあります。無垢材や畳には直接貼らず、段ボールや板を敷いた上に貼るのが安全です。

Q. 100均の道路・線路マステはどこで買えますか?

A. ダイソー・セリア・キャンドゥのいずれでも、道路・線路デザインのマスキングテープが1本110円ほどで扱われています。ダイソーは線路・道路に加えて石畳や畳の柄もあり、幅5cm・長さ4mのサイズです。取り扱いは店舗や時期によって変わるため、確実に手に入れたいときや同じ柄をまとめて欲しいときは通販も選択肢になります。

Q. マスキングテープの遊び方は、線路や道路のほかにありますか?

A. 床にマス目を作ってけんけんぱにしたり、壁に貼って花火や木を描いたりと、幅広く遊べます。年齢別のアイデアは「マスキングテープ遊び 年齢別アイデア10選」の記事にまとめているので、あわせてどうぞ。

Q. 保育園や児童館など、自宅以外でもできますか?

A. 段ボールや模造紙の上に作れば、床を傷めずに持ち運びできるので集団の場でも使えます。人数が多いときは、1人1本ずつテープを持って自分の道を作り、最後に全員の道をつなげると盛り上がります。

Q. 電車の工作と組み合わせて遊べますか?

A. とても相性がよく、牛乳パックや空き箱で作った車両を、マステの線路の上で走らせると遊びが広がります。工作のアイデアは「電車好きの子どもと作る!簡単工作10アイデア」にまとめています。

Q. プラレールのレールを買うのとどちらがいいですか?

A. 自由に形を変えられるのがマステ、繰り返し組み替えて長く使えるのがレールです。「どんな形の道にするか自分で決める」体験はマステのほうが得意で、レールを持っているご家庭でも、レールの周りにマステで道路や駐車場を足すと、遊びの幅が一段広がります。

Q. テープの端がすぐはがれてきます。どうすればいいですか?

A. よく通る場所や角は、どうしても端からめくれてきます。上から透明なテープを短く貼って押さえると、下のマスキングテープは守られたまま最後まではがせます。めくれたまま放置すると足を取られやすいので、気づいたら押さえ直してください。


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